執筆者:水口貴博

面接で好印象になる30の話し方

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頼りない前置きは、避けたほうがいい。

頼りない前置きは、避けたほうがいい。 | 面接で好印象になる30の話し方

面接で話をするとき、前置きをすることがあります。

前置きとは、本題に入る前に述べる言葉です。

どんな話でも、前置きをすればいいわけではありません。

次のような前置きに心当たりはありませんか。

「うろ覚えなのですが」

「あまり自信がないのですが」

「間違っているかもしれませんが」

「どうにでも言えるのですが」

「ばかだと思われるかもしれませんが」

いわゆる、頼りない前置きです。

もちろんこうした前置きが必要になる場面もあるでしょう。

誤解や思い込みを防ぐために、必要に応じて適切に使うなら問題ありません。

しかし、意味がないにもかかわらず、癖や習慣で乱用しているなら、使い方を見直しましょう。

本人は謙虚のつもりで話しているのかもしれませんが、聞く側は、無責任な発言に聞こえます。

心の中で「間違っているかもしれないなら言わないでほしい」などと思っているに違いありません。

特に面接における自己PRや志望動機は、言い切る口調が好まれます。

自分の考えや希望などをはっきり言い切るから、意味もはっきり伝わります。

できるだけ頼りない前置きを必要としない発言を心がけることが大切です。

面接時間は短いため、ちょっとした言葉で印象が左右されます。

慎重に言葉を選び、はっきりした話し方を心がけましょう。

面接で好印象になる話し方(5)
  • 頼りない前置きはできるだけ控え、はっきりした話し方を心がける。
くどい話は不要。
常に結論から話そう。

面接で好印象になる30の話し方

  1. コミュニケーション能力の基本とは。
  2. 書く練習は、話す練習にもなる。
  3. 嘘はNG。
    誇張はOK。
  4. 敬語を知っていると話せるは、別。
  5. 頼りない前置きは、避けたほうがいい。
  6. くどい話は不要。
    常に結論から話そう。
  7. 難しい言葉や表現は、使わない。
  8. 語尾をはっきり言い切るから、言葉もはっきり伝わる。
  9. 話すスピードが、早すぎないか。
  10. 「はい」は、最も気持ちのいい返事。
  11. 即答できる質問でも、即答しないほうがいい。
  12. 返事は、即答より内容を重視。
  13. 復唱してから答えると、印象がよくなる。
  14. 面接で、無理に笑いを誘うのは、避けたほうがいい。
  15. 小さな声より、大きな声。
  16. 元気のない声は、マナー違反ではないが、よい印象ではない。
  17. 大げさな副詞の使いすぎには、要注意。
  18. あなたの返事には「たとえば」が含まれているか。
  19. きれいな回答でも、定番では印象に残らない。
  20. 抽象的な表現は、できるだけ使わない。
  21. 現在進行形で締めくくると、言葉が強調される。
  22. 意欲や熱意とは、お願いの強さではない。
  23. 感情を込めて話す。
    ただし、過度には注意。
  24. 同じ意味でも、できるだけ印象的な表現を使う。
  25. なぜ、発言が棒読みになるのか。
  26. 相槌は、打たない人より打つ人のほうが、賢く見える。
  27. 吃音症のため、話し方に自信がない。
    どう対応すればいいか。
  28. うっかり質問を聞き逃したとき。
  29. 意味のないつなぎの言葉は、もはや雑音。
  30. 質問するときは、質問内容に注意。

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