執筆者:水口貴博

面接で好印象になる30の話し方

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嘘はNG。誇張はOK。

嘘はNG。誇張はOK。 | 面接で好印象になる30の話し方

面接で嘘を言うのはいけません。

履歴書を書くときと同様、嘘を言うのは経歴詐称になります。

また、1つ嘘をつけば、その嘘を補うために、また別の嘘が必要です。

嘘をついて自分を大きく見せても、後で困るのは自分です。

「いつかばれる」と思い、おびえながら生きるのは、苦しくなります。

最初から嘘をつかないほうがいいと、わかるでしょう。

しかし、嘘はいけませんが、誇張ならOKです。

事実を、実際より素晴らしく見せて、自分を立派に見せるのは、面接では必要です。

「学生時代はアルバイトをしていました」と言うより「アルバイトを一生懸命していました」と答えます。

「御社の業務が気になりました」と言うより「御社の業務に強い興味を抱きました」と答えます。

「御社を志望しています」と言うより「御社が第一志望です」と答えます。

事実の範囲内で、大げさに答え、強いアピールに変えましょう。

意欲や熱意は、ないより、あったほうがいい。

どんな企業でも、意欲や熱意のない人は、必要としません。

誇張して答えると、意欲や熱意も、伝わりやすくなります。

面接は、自分を売り込む場です。

少しでも自分に都合のよい話をして、面接官に「優良株だ」と思わせる演技が必要です。

慣れないうちは、罪悪感があるかもしれませんが、気にする必要はありません。

社会に出ると、誇張して答える行為は、日常茶飯事です。

プレゼンでも、商談でも、広告でも、実際より立派に見せる演出の連続です。

むしろ、社会人としての必須能力の1つと言っていいでしょう。

社会人になる練習と思い、堂々と誇張して答えましょう。

嘘はNGですが、誇張はOKなのです。

面接で好印象になる話し方(3)
  • 嘘はいけないが、誇張はOKであることを理解する。
敬語を知っていると話せるは、別。

面接で好印象になる30の話し方

  1. コミュニケーション能力の基本とは。
  2. 書く練習は、話す練習にもなる。
  3. 嘘はNG。
    誇張はOK。
  4. 敬語を知っていると話せるは、別。
  5. 頼りない前置きは、避けたほうがいい。
  6. くどい話は不要。
    常に結論から話そう。
  7. 難しい言葉や表現は、使わない。
  8. 語尾をはっきり言い切るから、言葉もはっきり伝わる。
  9. 話すスピードが、早すぎないか。
  10. 「はい」は、最も気持ちのいい返事。
  11. 即答できる質問でも、即答しないほうがいい。
  12. 返事は、即答より内容を重視。
  13. 復唱してから答えると、印象がよくなる。
  14. 面接で、無理に笑いを誘うのは、避けたほうがいい。
  15. 小さな声より、大きな声。
  16. 元気のない声は、マナー違反ではないが、よい印象ではない。
  17. 大げさな副詞の使いすぎには、要注意。
  18. あなたの返事には「たとえば」が含まれているか。
  19. きれいな回答でも、定番では印象に残らない。
  20. 抽象的な表現は、できるだけ使わない。
  21. 現在進行形で締めくくると、言葉が強調される。
  22. 意欲や熱意とは、お願いの強さではない。
  23. 感情を込めて話す。
    ただし、過度には注意。
  24. 同じ意味でも、できるだけ印象的な表現を使う。
  25. なぜ、発言が棒読みになるのか。
  26. 相槌は、打たない人より打つ人のほうが、賢く見える。
  27. 吃音症のため、話し方に自信がない。
    どう対応すればいいか。
  28. うっかり質問を聞き逃したとき。
  29. 意味のないつなぎの言葉は、もはや雑音。
  30. 質問するときは、質問内容に注意。

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