執筆者:水口貴博

感情のコントロールがうまくなる30の方法

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失敗するなら、中途半端より、完全がいい。

失敗するなら、中途半端より、完全がいい。 | 感情のコントロールがうまくなる30の方法

失敗の最大の効用は、教訓が得られることです。

弱点を改善するには、失敗するのが近道です。

失敗するから「なぜ失敗したのか」と考えることができます。

失敗によって原因の場所がわかり、ピンポイントで改善できます。

失敗による被害はありますが、改善がピンポイントになるため、必要最小限で済みます。

しかし、中途半端な失敗の場合、原因究明が難しくなります。

中途半端な失敗は、状態も中途半端であるため、どこに原因があるのかわかりにくいからです。

原因が曖昧になれば、改善すべきポイントも曖昧になります。

ピンポイントの改善ができません。

もしかすると、正常なところを問題と見なして、誤って改善してしまうかもしれません。

改悪になる可能性があるのです。

だからこそ、失敗するなら、中途半端より完全にしたほうがいい。

完全に失敗すれば、それだけ痛みも被害も大きくなりますが「悪いのはここだ」と、はっきりわかります。

白黒はっきりさせたほうが、後の処理が簡単なのです。

失敗は大きくても、失敗の数を最小限に抑えられます。

感情のコントロールがうまくなる方法(18)
  • 失敗するなら、中途半端より完全にする。
失敗するのはいい。
大切なのは、失敗の後、何をするか。

感情のコントロールがうまくなる30の方法

  1. すぐ感情的になるのは子ども。
    理性で感情を抑えられるのが大人。
  2. 第1段階は、軽くなければいけない。
  3. 期待と不安は、交互にやってくる。
    リズムと思えばいい。
  4. 想定するなら、最高より最悪。
  5. やる気は「出そう」と思うと、出なくなる。
    「出なくていい」と思うと、出始める。
  6. 「頑張ろう」という気持ちが、空回りしていないか。
  7. リスクを取らないことが、最大のリスク。
  8. 大差で負けるのは、大差で勝つくらい、気持ちいい。
  9. いらいらは、暴力や破壊にぶつけるのではない。
    社会的に価値のある行動にぶつける。
  10. 気合を入れたい瞬間は、椅子の背もたれに寄りかからない。
  11. いらいらしたら冷たい飲み物。
    火は水に弱い。
  12. レベルアップしないのは、経験値がまだ一定量に達していないから。
  13. 恥ずかしさを感じるあなたは、素晴らしくなる可能性を秘めている。
  14. 落ち込んでいるときは、落ち込んでもできることをすればいい。
  15. 心の扉には鍵がかかっている。
    扉を開ける合言葉は「できる」。
  16. 感情を爆発させて後悔したからといって、すべてが無駄になるわけではない。
  17. 以前失敗したことを、再挑戦しよう。
    今のあなたは、以前よりレベルが高いのだから。
  18. 失敗するなら、中途半端より、完全がいい。
  19. 失敗するのはいい。
    大切なのは、失敗の後、何をするか。
  20. 最も心に突き刺さる言葉を言ってくれるのは、自分。
  21. あなたが勝てないのは、かっこよく勝とうとしているから。
  22. 負け方がかっこ悪いのは、本気を出していないから。
  23. 体調が悪いとき、素直に休めるのがプロ。
  24. いらなくなった新聞や雑誌は、怒りの発散に活用できる。
  25. 理解されないことを、1つくらい持っておいたほうがいい。
  26. 人生の答えは、探すのではなく、作っていくもの。
  27. 行動のコントロールも、感情のコントロールの1つ。
    感情が高ぶったときは、一度その場から離れよう。
  28. コントロールできない怒りの感情は「心の引き出し」に収める。
  29. 今の時代、触れる文章すべて、一期一会。
  30. 本を読んでやる気が出れば、すぐ実行。
    いつもできないことが、今ならできる。

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