執筆者:水口貴博

人生をやり直したいときの30の言葉

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大きな借金がある人は、バルザックを見習おう。

大きな借金がある人は、バルザックを見習おう。 | 人生をやり直したいときの30の言葉

19世紀フランスを代表する作家バルザックは、多作で有名です。

バルザックが作品数は、およそ100編にのぼるといわれています。

生み出した登場人物は、およそ2,000人です。

すごいことです。

これほど多くの作品を書くモチベーションは、どこから生まれたのでしょうか。

それは、彼のトラブルに隠されています。

彼は、最初から多作を目指していたわけではありませんでした。

20歳のとき文学を志し、作品を書きながら、さまざまな事業に手を出しました。

この事情がよくなかった。

事業はすべて失敗に終わり、膨大な借金を背負うことになります。

そこでバルザックは、一念発起しました。

「借金を返すぞ」という決意が、並外れた情熱に変わり、作家活動に生かされたのです。

決意を新たにした人間は、底力を発揮するのでしょう。

その後、バルザックは、驚異的な多作ぶりを発揮したのです。

バルザックの作品には、個性豊かな人物や、不遇の物語が数多く登場します。

彼自身の人生がモデルになった、ともいわれています。

自分の不幸や不遇すら、話のネタに変えてしまうパワーには、感服します。

大きな借金がある人は、バルザックを見習ったほうがいいでしょう。

借金を作ってしまったことは仕方ありません。

大切なことは、借金を、前向きなパワーに変えることです。

前向きなパワーに変えることができれば、借金のおかげで、大きな業績を生むこともあるのです。

人生をやり直したいときの言葉(24)
  • 大きな借金を、前向きなパワーに変える。
きれいな景色を見たければ、まずきれいな言動を心がければいい。

人生をやり直したいときの30の言葉

  1. 人生は、何度でもやり直せる。
  2. 「やり直せない」と思うから、やり直せない。
    「やり直せる」と思えば、やり直せる。
  3. 「人生をやり直そう」と思うだけでもすごい。
  4. 気持ちを立て直すことができれば、自然と現実も立て直っていく。
  5. 落ち込んでいる今、リバウンドのチャンスが与えられている。
  6. 人間は、変化のない生活が続くと、変化を嫌う傾向がある。
  7. じっとしているのが、実は一番苦しい。
  8. 人生は、取り返しのつかないことより、取り返しのつくことのほうが、圧倒的に多い。
  9. 自分は、壊れたおもちゃなのかもしれない。
  10. ふと目に留まったのは、あなたに必要な言葉だから。
  11. 周りの目を気にした発言をしていると、自分を見失う。
  12. 共倒れも、仲間がいるなら、楽しくなる。
  13. 善しあしを区別するのに、疲れていませんか。
  14. 鍵のかかった密室から脱出する方法。
  15. 実は、裕福な人より貧しい人のほうが、恵まれている。
  16. 疲れには2種類ある。
    「嫌いなことをする疲れ」と「好きなことをする疲れ」。
  17. 「もしかすると簡単なのかもしれない」と考えて、行動する。
  18. 何もない人は、軽いフットワークを持っている。
  19. 絆を作るために必要な条件とは。
  20. いらいらさせた相手に当たるのではない。
    いらいらしてしまった自分に当たるのだ。
  21. 当たり前のことを当たり前に行動するだけで、未来は切り開ける。
  22. 若者でも、意識が老後に向いている人は、老人である。
    高齢者でも、意識が青春に向いている人は、青年である。
  23. 自己啓発書を、悪徳宗教のように、考えない。
  24. 大きな借金がある人は、バルザックを見習おう。
  25. きれいな景色を見たければ、まずきれいな言動を心がければいい。
  26. よい選択肢を選ぶのではない。
    選んだ選択肢をよいものにすればいい。
  27. 今この瞬間も、目の前をチャンスが横切っている。
  28. どうしても「ごめんなさい」と言えないとき、仲直りする方法。
  29. 疲れるくらいの持ち物なら、捨てたほうがいい。
  30. あらを探す能力より、つじつまを合わせる能力。

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