執筆者:水口貴博

段取り力を高める30の方法

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楽をしたいから、サボるのではない。楽をしたいから、段取りを考えるのだ。

楽をしたいから、サボるのではない。楽をしたいから、段取りを考えるのだ。 | 段取り力を高める30の方法

人間は、面倒を嫌がる生き物です。

面倒だから、何とか楽をしたいと考えます。

さて、こんなとき、2種類の人間にわかれます。

あなたはどちらでしょうか。

  1. 楽をしたいから、勉強や仕事をサボる人
  1. 楽をしたいから、勉強や仕事の段取りを考えて工夫をする人

短期的に考えれば(1)の楽をしたいから、勉強や仕事をサボるほうが、圧倒的に楽です。

勉強や仕事そのものに手を付ける必要がないから、一番楽になります。

しかし、往々にして、これは落とし穴です。

逃げれば、一瞬、ストレスから解放されます。

しかし、サボったところで、しなければいけないことがなくなることはありません。

勉強で考えて見てみましょう。

勉強から逃げれば、成績が上がることは、絶対にあり得ません。

むしろ逃げれば逃げるほど、苦手意識がさらに強くなり、勉強が苦手になって精神的なストレスが大きくなります。

逃げれば、一瞬、解放されます。

しかし、後から、2倍にも3倍にも膨らんだ大きなストレスに悩むことになります。

さて、こんなときこそ「段取り」です。

「(2)楽をしたいから、勉強や仕事の段取りを考えて工夫をする人」になるのです。

楽をしたいから、勉強や仕事をサボるのではありません。

楽をしたいからこそ、勉強や仕事の段取りを考え、工夫をします。

長期で見て、そのほうが精神的なストレスが軽くなります。

楽をしたいと思うときこそ、段取りを考えましょう。

勉強法を工夫したり、やる気が続くように勉強のやり方を見直したりします。

段取りは、余裕を生み出す技能です。

段取り力を高める方法(3)
  • 楽をしたいときには、逃げるのではなく、段取りを考える。
簡単な問題から始めたほうがうまくいく。

段取り力を高める30の方法

  1. 豊かな時間は、段取りのよさから生まれる。
  2. うまくいかなかったときは「段取りの悪さ」を見直す機会と考える。
  3. 楽をしたいから、サボるのではない。
    楽をしたいから、段取りを考えるのだ。
  4. 簡単な問題から始めたほうがうまくいく。
  5. 段取りの悪い会議は、会議中に資料を配る。
    段取りのいい会議は、会議前に資料を配る。
  6. わかりやすくするために、図表は本当に必要かを考える。
  7. 誰もしないことをするのが、段取りだ。
  8. 作業は、単発より、連続にする。
  9. 旅の帰りに旅をする。
  10. 段取りの下手な人は、会話を減らす。
    段取りの上手な人は、会話を増やす。
  11. 段取りとは、区切ること。
  12. 遅刻のときは、どんな場所でもきちんと連絡を入れる。
  13. 具を入れる順番を整えないと、おいしいカレーは作れない。
  14. いらない物は捨て、好きなことをすれば、集中力は自然と出る。
  15. 段取り上手には「まとめる力」と「分ける力」がある。
  16. 好きなことを始めにして、嫌いなものは後回しでいい。
  17. 軽いジョークから始めたほうが、提案はうまくいく。
  18. 話をしないのも、段取りだ。
  19. 規模が大きく、複数人で作業をするときは、あらかじめ流れを紙に書いておく。
  20. 「知ろうとする努力」から「知ろうとしない努力」へと転換する。
  21. 段取りとは、一歩先の未来を考えた行動のこと。
  22. 応用とは「基本の組み合わせ」であり「積み重ね」。
  23. 疲れたら、疲れていない部分を使えばいい。
  24. 一番手が、一番大変。
  25. キーマンを見つけて、人脈を開拓する。
  26. 段取りで大切なことは「パーフェクト」ではなく「テンポ」。
  27. 仕事をたくさんすれば、段取りは自然と身につく。
  28. 時系列を記録すると、やる気が出る。
  29. マナーそのものが、素晴らしい段取りである。
  30. 段取りは、トラブルが起こることを前提に考える。

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