執筆者:水口貴博

海外旅行で注意したい30のタブー

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利用者が破ってしまいやすい、クレジットカードの3つの保険対象外。

利用者が破ってしまいやすい、クレジットカードの3つの保険対象外。 | 海外旅行で注意したい30のタブー

海外旅行に行くとなると、クレジットカードを持参することでしょう。

フィッシング、スキミング、クレジットカードマスターなど、クレジットカード被害にはさまざまな種類があります。

万が一クレジットカード被害に遭っても、通常クレジットカードには保険がついています。

「不正利用の被害に遭っても、保険があるから大丈夫だろう」

そう思いますが、必ずしもすべてが保険対象になるとは限りません。

保険の対象になるためには、前提となる条件があります。

条件は数多くあるのですが、特に利用者がいつの間にか破ってしまいやすい規約違反が3つあります。

これは重要です。ぜひ、知っておいてください。

  1. サインなしのカードは保険対象外

よくあるうっかりは「クレジットカードの裏にあるサイン」です。

面倒だからクレジットカードの裏にサインを書いていない人がいるのですが、これはいけません。

クレジットカードの裏にサインがないものは、規約違反のため、保険対象外になる可能性があります。

万が一、クレジットカードを落として不正利用されたとしても、保険が適用されない場合があります。

もし書き忘れていれば、今すぐ書きましょう。

  1. 他人に貸した場合、保険対象外

他人に貸した事実があれば、その時点で保険対象外になります。

クレジットカードは契約者に貸し出しているものであり、契約者のみ使用可能という規約があります。

過去に一度でも他人に番号を教えたり、カードを渡したりした事実が発覚すれば、不正利用として扱われ、保険が適用されません。

  1. わかりやすい暗証番号は、保険対象外

私が一番驚いたのは、これです。

また、これが一番知られていないのかもしれません。

クレジットカードでキャッシングをするなら、暗証番号が必要ですね。

その暗証番号が自分の誕生日の場合、保険対象外になります。

クレジットカード会社から「暗証番号を容易に推測できる番号は設定しないでください」という注意が強く促されるはずです。

「容易に推測できる番号」には、誕生日も含まれます。

注意があるにもかかわらず、自分の誕生日を暗証番号に設定した利用者は、故意に規約を破っていると見なされます。

本人の管理に責任があると見なされ、保険対象外にされてしまうのです。

「1234」や「1111」のような容易に推測しやすい番号の場合も、同様に保険対象外になる可能性があるので注意です。

海外旅行で注意したいタブー(24)
  • クレジットカードの保険対象になる条件を、満たしておく。
クレジットカードの意外な落とし穴。

海外旅行で注意したい30のタブー

  1. きちんとした服装の人を、見た目で信用するのはタブー。
    プロの泥棒は、意外にも必ず紳士的?
  2. 海外旅行客が大勢やってくる観光地は、犯罪の温床になっている。
  3. 海外では、偽ブランド品を買わない。
  4. 言葉がわからないときは、むやみに返事をしない。
    首を、縦にも横にもふらないこと。
  5. 海外旅行の初日に、絶対にしてはいけないこと。
  6. チップを小銭で渡すのは、逆に失礼。
  7. 枕の下にチップを置くのは不自然。
  8. 日本人特有の枕の下にチップを置く習慣。
    その心とは。
  9. 無料だと思ってみていたら有料チャンネルだった、というトラブル。
  10. 「履きやすい靴」という言葉の裏に潜む、意外な落とし穴。
  11. 急に近寄ってきた親切な人ほど、注意をすること。
  12. ホテルの部屋のテーブルには、むやみにお金や貴重品を置かない。
  13. 巨大美術館を真面目に見て回ろうとしない。
  14. 海外で宗教を聞かれたら「無神論者」とは答えるのはタブー。
  15. 宗教に対する不敬な行動は、慎む。
  16. 旅行先では、ハプニングの方向を見てはいけない。
  17. 命に関わるトラブルでないかぎり「話のネタができた」と開き直るほうがいい。
  18. 長時間のフライト後、すぐビーチで泳ぐのは危ない。
  19. パスポートの有効期限があるからとはいえ、必ず入国できるとは限らない。
  20. 高級ブティックでは、勝手に洋服を触らない、試着しない。
  21. にやにやしながらNoと断る姿は、外国人からは不思議に映る。
  22. 観光地には、写真撮影が許可されていない場所がある。
  23. 赤道に近い国へ旅行に行くなら、普段から日焼け止めを塗っておくほうがいい。
  24. 利用者が破ってしまいやすい、クレジットカードの3つの保険対象外。
  25. クレジットカードの意外な落とし穴。
  26. クレジットカード支払いの上限は、やみくもに高く設定すべきではない。
  27. 海外では批判に関することは、すべてタブーと考えていい。
  28. レストランでワインをオーダーするときは、人差し指に注意?
  29. 貴重品は、他人に預けない。
    預けた相手が、実は安全管理意識の低い人かもしれない。
  30. 博物館・美術館のフロントで荷物を預かろうとする、本当の意味。

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