執筆者:水口貴博

のんびり気楽に生きる30の心の習慣

18

言いたいことは、次の日に言うくらいでいい。

言いたいことは、次の日に言うくらいでいい。 | のんびり気楽に生きる30の心の習慣

「怒りは敵と思え」

これは、徳川家康の有名な言葉です。

怒ることで自制心を失い、判断を誤り、身を滅ぼすことになります。

特に戦略・戦術では、1つの間違いが、取り返しのつかない事態を招きかねません。

1人のミスが、何百何千という人々の命に関わります。

長である将軍だからこそ、それに気づいていたのでしょう。

本当の敵は、人ではありません。

「怒り」こそ、本当の敵です。

これは戦国時代の話だけの話ではありません。

現代でもまったく同じです。

私たちにとっても、怒りこそ敵であると考えることができます。

日常のささいなことで、腹が立つことがあります。

考えがすれ違って言い争うことがあります。

そういうときには、すぐ言い返したい気持ちがあっても、一呼吸置いてください。

怒っているときには自制心を失っている状態ですから、思わぬ発言をしてしまいかねません。

その発言が人間関係の一生の亀裂になることもあります。

自分の身を滅ぼしてしまうこともあります。

すぐ言い返したくなっても、時間を起きましょう。

「すぐ言い返す」という癖はやめます。

時間を置けば、いくぶん冷静になれます。

大きな話で言い返したいことがあるなら、次の日に言い返せばいい。

次の日なら、一度寝ることになります。

寝て頭を冷やすことで、冷静に戻ることができ、より正確な判断や発言ができることでしょう。

「言いたいことがあるなら、次の日に言う」

このくらいの心構えでいいのです。

のんびり気楽に生きる心の習慣(18)
  • 言いたいことがあるなら、次の日に言う。
100パーセントを感じさせる言葉は使わない。

のんびり気楽に生きる30の心の習慣

  1. のんびりしたカメだからこそ、味わえる感動がある。
  2. 世の中で最も美しい風景は、実はあなたの真上にあった。
  3. 人によって価値観が違えば、美しいと感じる基準もまったく異なる。
  4. おごりにするべきか。
    割り勘にするべきか。
    それが問題だ。
  5. ぼうっとしていたからこそ、潜在意識が表面化する。
  6. 「いつでも行ける」と思う近場こそ、絶好の穴場である。
  7. 早起きすると、1日が長く感じられる。
  8. よく噛んで食べれば、おかずなしでもご飯はおいしい。
  9. 勉強部屋に缶詰にならず、外へ遊びに出かけることが大切。
  10. 私たちは、2つの世界に生きている。
    「昼の世界」と「夜の世界」。
  11. 昔の遊びには、テレビゲームでは味わえない刺激がある。
  12. 考えてもわからないことに悩んでも、仕方ない。
  13. 「緩」も「急」も、どちらも必要不可欠。
  14. ほのかな朝日で、自然に目覚める。
  15. ウサギにはウサギのよさがある。
    カメにはカメのよさがある。
  16. 入院は、人生の夏休みと思う。
  17. 「まあ何とかなるだろう」と、根拠なく気軽に構える。
  18. 言いたいことは、次の日に言うくらいでいい。
  19. 100パーセントを感じさせる言葉は使わない。
  20. おもちゃには、童心に返る力がある。
  21. 成功するためには3つの目が必要。
    鳥の目、虫の目、魚の目。
  22. 仕事の予定が入る前に、休暇の予定を先に入れる。
  23. 弱みを隠しているうちは、一生克服できない。
  24. 規則正しい生活を送っている人が少ない時代になってしまった。
  25. 迷わない。
    直感に従う。
  26. ゆっくり話すことは「落ち着き」と「品」を醸し出す。
  27. 完璧を求めると、読書が間違い探しになってしまう。
  28. どうしてもリラックスできないときには、お酒の力を借りればいい。
  29. 服からくるストレスは、大きい。
  30. 約束の数をできるかぎり少なくする。

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