執筆者:水口貴博

新しい自分を発見する30の習慣

14

几帳面きちょうめんな人より、面倒を嫌がる人が成功する。

几帳面な人より、面倒を嫌がる人が成功する。 | 新しい自分を発見する30の習慣

「面倒だなあ」

面倒くさがり屋は一見すると、社会的には評価が低く、仕事ができない人のように思えます。

「すべてを一つ一つ丁寧にこなすぞ!」

一方で几帳面な人は、仕事を丁寧にこなすので、社会的には評価が高く、仕事ができる人のように思われます。

しかし、そう思うのは頭の中だけで、実際の世の中は違います。

面倒くさがり屋ほど成功しているという現実があります。

悲しいかな、軍配が上がるのは、几帳面な人より、面倒くさがり屋です。

面倒くさがるというのは、成功への条件です。

面倒と思うからこそ、問題意識を強く持ち、改善のために積極的になるからです。

世の中の大発明も、面倒と思ったことが発端です。

遠い人と話をするために、わざわざ出向くのが面倒なので「電話」が発明されました。

ノートに書かれていることを、丸写しするのが面倒なので「コピー機」が発明されました。

事実、仕事でも手間のかかる仕事があれば、面倒を嫌う人ほど「何とかいい方法はないのか」と考えます。

大発明とはいきませんが、こうした改善は「小さな発明」です。

面倒なことが嫌でたまらないほど、ほかの人が考えもしないような方法を考え出します。

マイナスのパワーが、結果として、プラスを生み出しています。

世の中のほとんどは、面倒くさいものばかりです。

だからこそ、成功のチャンスはそこら中に転がっているとも言えます。

あなたが面倒を嫌がるタイプなら、素晴らしい素質があるのです。

新しい自分を発見する習慣(14)
  • 面倒を嫌がる人になる。
目的地がなければ、正しい人生を歩めない。

新しい自分を発見する30の習慣

  1. お金をもらうのではなく、お金の稼ぎ方を身につける。
  2. 方法は、活用するにつれて強力になる。
  3. 区別をすると、対立が生まれる。
    区別をやめると、1つになれる。
  4. 本当のやる気は、感謝から生まれる。
  5. 大きな変化は、小さな刺激の積み重ねで実現される。
  6. 人間の価値観は、時間とともに必ず変化する。
  7. うまくいかなかったときは、うまくいかないという発見に喜ぼう。
  8. 不満は口にしたほうがいい。
    口にしないと、問題ないと誤解される。
  9. 都会の雑踏の中で、悟りに目覚める。
  10. 持つと、ストレスが増える。
    捨てれば、ストレスが減る。
  11. 靴底を見れば、歩き方がわかる。
    あなたの靴底はどうなっていますか。
  12. すべての悩みには、必ず原因がある。
  13. きちんと努力している人には、協力者がどんどん集まってくる。
  14. 几帳面な人より、面倒を嫌がる人が成功する。
  15. 目的地がなければ、正しい人生を歩めない。
  16. どんなに勉強しても、学んだ知識を生かさなければ意味がない。
  17. ベストタイミングは、いつまでも行動できない。
    ベタータイミングなら、今すぐ行動できる。
  18. 過去は変えられないが、過去の印象は変えられる。
  19. 子どもの成長が親を超えたとき、親は子どもを理解できなくなる。
  20. 珍しいものが、注目を集める。
  21. 観光地以外の場所のほうが、観光地らしい。
  22. 新しい刺激への出会いは「興味がない」を基準に行動すればいい。
  23. 幸せの基本は「広く浅く」ではなく「狭く深く」。
  24. 同じものを長く使う人は、生産的になれる。
  25. お金は、追えば逃げられる。
    逃げると追いかけられる。
  26. いくら知性が発達しても、感情と意志に乏しい人はバランスを崩す。
  27. いい思い出も、今のあなたに悪影響を及ぼしてしまうことがある。
  28. 自分のことを、うまく説明できないほうがいい。
  29. 信じる人は救われない。
    疑う人が救われる。
  30. 問題発生は、現実より先に、心の中で起こる。

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