公開日:2022年10月10日
執筆者:水口貴博

人生100年時代を生きる30の言葉

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調子が良いときもある。調子が悪いときもある。

調子が良いときもある。調子が悪いときもある。 | 人生100年時代を生きる30の言葉

日常では、調子が悪くて苦しめられるときがあります。

なぜか元気が出ません。

思うように仕事が進みません。

なかなかアイデアが思い浮かびません。

意欲や熱意はあるのに、空虚な空回りばかりで、むなしく時間が過ぎていきます。

けがや病気をしているわけでもないのに、妙に調子が悪くて悩まされることがあるもの。

厄払いを受けに行こうか考える人もいるかもしれません。

「おかしいなあ。調子が悪いなあ」と首をかしげることがあるのではないでしょうか。

調子が悪いときは仕方ありません。

そういうときもあります。

このとき注意したいのは、自分を責めてしまうことです。

「自分が情けない」

「なんて自分はダメなのだろう」

至らない自分を悔やんで、自責の念を感じそうになりますが、気にすることはありません。

焦ったり不安になったりするかもしれませんが、悩むだけ損です。

悩んでいると、ストレスをためてしまい、ますます調子が悪くなってしまいます。

調子が良いときもあれば、悪いときもある

調子が悪くても、落ち込まないでください。

あなたは悪くありません。

誰も悪くありません。

ただそういうタイミングです。

とりあえず調子が悪いことを受け入れましょう。

調子が悪いだけであり、それ以上でもそれ以下でもありません。

「こういうときもあるよね」の一言で、自分を優しく慰めましょう。

不安や焦燥感はあるかもしれませんが、しばらくじっと耐えるのみです。

思い出してください。

別のタイミングでは、調子の良いときもあるはずです。

特別なことはしてないのに、物事がスムーズに行くときがあるでしょう。

なぜか元気で生き生き過ごせるときがあるでしょう。

不思議と仕事がとんとん拍子で進むときがあるでしょう。

面白いほどアイデアがぽんぽん浮かぶときがあるでしょう。

人生はうまくできています。

調子が良いときもあれば悪いときもあって、長い目で見れば、帳尻が合うようにできています。

調子とは波のようなものです。

上がったり下がったりして、上下の変化があります。

平均すると、ちょうど真ん中くらいなのです。

調子が悪いときは、悪いまま受け止め、無難に過ごす

調子が悪いときはどうするか。

気持ちを切り替えてください。

良い意味で「こういうときもある」と開き直るのです。

調子が悪いときは、悪いまま受け止めつつ、無難に過ごしましょう。

仕事を中断するのもよし。

楽な予定に変えるのもよし。

早めに仕事を切り上げるのもよし。

適当に気晴らしをして過ごすのもよし。

調子が悪くてもできることをするのもよし。

無理をせず、適当に過ごしていれば、OK。

それでいいのです。

調子が悪いのですから、無理をしないのがベストです。

ずっと調子が悪いままということはありません。

明日は明日の風が吹きます。

しばらくすれば、調子が上向いているはずです。

人生100年時代を生きる言葉(23)
  • 調子が悪くても「こういうときもある」と思って開き直る。
季節の移り変わりは早い。
せめて1つくらいは「季節らしい思い出」を作ろう。

人生100年時代を生きる30の言葉

  1. 人生は、1時間40分の映画。
  2. 昔の楽しい思い出を振り返るより、これからの楽しい予定を考えよう。
  3. 毎月末に今月を振り返ろう。
    成果や反省点をチェックして、翌月に生かそう。
  4. 「毎日同じことの繰り返し」と思ったときは、間違い探しゲームの発想で、日々の違いを探してみよう。
  5. 人生に、同じ天気は1つもない。
  6. 美しいものを見る機会を、積極的に作っていこう。
  7. 仕事に役立たないことが、人生を豊かにする。
  8. 何かを始めるのに、遅すぎることはない。
    人生100年時代から見ると、まだまだ時間はある。
  9. しわは、顔にできる年輪。
    深みを与える力がある。
  10. あらゆる感情の中で最も大切なコントロールは、怒り。
  11. 自分で自分に宿題を出す人が、成長する。
  12. 苦手な食べ物に、期待の声をかけよう。
    「いつかおいしく食べられる日が来るといいな!」
  13. 「面白そうだから」という理由だけで、チャレンジしていい。
  14. 本音で話してくれる人を憎んではいけない。
    本音で話してくれる人こそ大切にする。
  15. 長所だけが個性ではない。
    短所も立派な個性。
  16. 「あれ」「それ」で済ませていると、脳の老化が加速する。
  17. 今や人生100年時代。
    今日1日が無駄になったくらいで、気を落とす必要はない。
  18. 「面倒くさい」と思うのはいい。
    「面倒くさい」と言うのがいけない。
  19. 1つの名前にとらわれる必要はない。
    出世魚のように、成長やステージに応じて新しい名前を付けてみよう。
  20. 勉強は、学校に行かなくても、できる。
  21. 旅行は「行けるうちに行く」が正解。
  22. 貧しいと嘆いてはいけない。
    どんなに貧しくても、100年前と比べれば、すべてが豊か。
  23. 調子が良いときもある。
    調子が悪いときもある。
  24. 季節の移り変わりは早い。
    せめて1つくらいは「季節らしい思い出」を作ろう。
  25. 人はいつ死ぬかわからない。
    大切な人に伝えたい言葉があるなら、早めに伝えよう。
  26. 怖いから足を止めるのではない。
    足を止めるから怖くなる。
  27. 病気自慢をしない。
    健康自慢をしよう。
  28. マティスは晩年、寝たきりのまま切り紙絵を制作した。
    人は何歳からでも、新しいことにチャレンジができる。
  29. 97歳で大学を卒業した男性がいる。
    年を取ると記憶力が衰えるのは、ジョークだ。
  30. 自分に「若い」と語りかけ、ヤングなアダルトになろう。

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