公開日:2022年9月26日
執筆者:水口貴博

心に余裕がないときの30の言葉

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励ましの言葉が浮かばないときは、無理に言葉をひねり出さなくていい。

励ましの言葉が浮かばないときは、無理に言葉をひねり出さなくていい。 | 心に余裕がないときの30の言葉

落ち込んでいる人がいると「励まさなければいけない」と考えがちです。

わが子が落ち込んでいれば、親として励ましたいと思うでしょう。

友人や恋人が落ち込んでいれば、励ましや応援の声をかけてあげたいと思うでしょう。

落ち込んでいる人が大切な人であればあるほど、ほうってはおけず、何か声をかけ、励ましたくなるものです。

励ましの声をかけることで、相手は心が救われ、元気を取り戻していけます。

献身的な励ましによって、立ち直りが早くなることも少なくありません。

大切な人のために、親・友人・恋人として、励ましの言葉をかけたいと思うのは自然なことです。

優しいあなたであれば、何か前向きな言葉をかけ、相手の心を救いたいと思うでしょう。

ところが、励ましたくても、ぱっと良い言葉が浮かばないときがあります。

励ましの言葉は、簡単なようで難しい。

気の利いた一言を言いたいが、まったく思い浮かばない。

言葉の選び方によっては、余計に落ち込ませたり傷つかせてしまったりすることがあります。

無理に言葉をひねり出すと、余計なことを言ってしまう恐れがあります。

相手を励ますつもりが、かえって傷つけたり落ち込ませたりするかもしれません。

特に相手の心中を察するのが難しいときは、どう声をかけていいかわからず、言葉に詰まります。

そんなときはどうするか。

「言葉」ではなく「態度」で励ませばいいのです。

声をかけなくていい。

無理に言葉をひねり出さなくていい。

その代わり「優しい態度」で接していきましょう。

励ますとき、言葉はなくても、態度を通してできることがあります。

たとえば、温かい飲み物を差し出したり、手料理を振る舞ったり、聞き役に徹したりです。

ひたすらそばに付き添うだけでもかまいません。

状況によっては、あえて距離を置いたり、そっと1人にさせたりすることも大切です。

無視をしているように思うかもしれませんが、そうではありません。

無視をしているわけでも放置をしているわけでもなく、相手に対する気持ちは持ち続けています。

声をかけていなくても、きちんと遠くから相手を気にかけています。

励ましの言葉が浮かばないときは、優しい態度を見せるのがベストです。

「あなたを大切に思っています」「早く元気を出してください」というメッセージが伝わっていればいい。

理解のある態度や相手を思う気持ちは、言葉を発しなくてもきちんと相手に伝わります。

相手は心の中で「ありがとう」と喜んでくれるでしょう。

優しい態度を見せるだけでも、相手を励まし、応援していることになります。

励ますために、言葉が必要とは限りません。

優しい態度でも、励ましていくことは十分できます。

優しい態度を見せることも、励ましの1つです。

心に余裕がないときの言葉(2)
  • 励ましの言葉が見つからないときは、優しい態度で励ましていく。
あなたが不自由なのは「こう思われたい」に縛られているから。

心に余裕がないときの30の言葉

  1. 余裕ができるから遊び心を持つのではない。
    遊び心を持つから余裕ができる。
  2. 励ましの言葉が浮かばないときは、無理に言葉をひねり出さなくていい。
  3. あなたが不自由なのは「こう思われたい」に縛られているから。
  4. 人生の不調に悩んでいる人は、人生に浮き沈みがあることを忘れていないか。
  5. スマホのホーム画面がごちゃごちゃしていませんか。
    使わなくなったアプリは、どんどん削除しよう。
  6. 出会って早々相手に名前を呼ばれたら、こちらも名前で呼ぶのがマナー。
  7. どんなスポーツにもルーツがある。
    ルーツを知ると、もっと好きになれる。
  8. 自分の趣味を、人に押し付けない。
  9. 疲れやすいのは、窮屈な服や靴のせいではないか。
  10. あなたがモテないのは、出会いがないからではないか。
  11. みんなから好かれるのは不可能。
  12. 身近な人から休むことを勧められたとき、表面的な返事だけになっていないか。
  13. いらいらしたときは、大空に浮かぶ雲を眺めよう。
    ぼんやり眺めているだけで、心が落ち着く。
  14. ただ道を進むのではない。
    道を究めるのだ。
  15. 「疲れた」が口癖になっていると、疲れやすくなる。
  16. 世の中に、欠点しかない人は1人もいない。
  17. 社運をかけたことは、おおむね失敗に終わる。
  18. 休むことが苦手な頑張り屋さんは、発想を転換しよう。
    「休むという仕事を頑張る」と思えばいい。
  19. 自慢話で仲は深まらない。
    失敗談で仲は深まる。
  20. どんなに大変な時期も、ずっと続くことはない。
    「今は耐えるとき」と言い聞かせよう。
  21. 本当のプロは、道具に八つ当たりしない。
  22. 「私が責任を取る」と断言するリーダーに、部下はついていく。
  23. 「やる気がないから動けない」はうそ。
  24. 「締め切り日の提出」と「締め切り前の提出」は、似て非なるもの。
  25. 元気がないとき、下を向くのではない。
    元気がないときこそ、上を向く。
  26. 羨ましい気持ちになって終わるのではない。
    心の変換機でパワーに変えるのだ。
  27. バーゲンセールのときほど、財布のひもにご用心。
  28. 全力で逃げるときは、振り返らない、立ち止まらない。
  29. どんなに時間をかけても、判断を誤ることはある。
    判断で大切なのは「時間をかけること」ではなく「熟考」。
  30. 「できて当たり前」というセリフには要注意。

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