執筆者:水口貴博

心の霧が晴れる30の言葉

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性格を変えられない一番の原因は「性格を変えられない」と思っていること。

性格を変えられない一番の原因は「性格を変えられない」と思っていること。 | 心の霧が晴れる30の言葉

「性格は変えられない」という声が聞かれます。

「三つ子の魂百まで」ということわざがあるように、幼いときに形成された性格は年齢を重ねても変わらないといわれています。

人の遺伝子にも性格に関する配列パターンが見つかっていて、先天的な要素があるのも事実です。

性格には遺伝の影響があることでも知られています。

たとえば、外向性に関する性格は30パーセントから50パーセントほど遺伝するといわれています。

「性格は変えられない」と信じている人も多いのではないでしょうか。

ここに誤解があります。

実を言うと「性格を変えられない」というのは誤りです。

あなたの親や周りの大人たちに、昔と比べて性格が変わったか質問してみてください。

「昔はやんちゃな性格だったが、年齢を重ねるにつれて性格が円くなった」

「昔はわがままな性格だったが、年齢を重ねるにつれて素直な性格に変わった」

意外と「変わった」という意見が多いはずです。

性格が変わることがあることを、あなたの周りにいる大人たちが証明しています。

性格は変えられないと言いますが、現実を見ると「昔とは性格が変わった」という証言が多く聞かれます。

「性格は変えられる」と思えば、可能性の扉が開く

厳密に言えば、性格は「変えられない」ではなく「変えるのが難しい」です。

性格は、変えるのが難しいだけです。

さまざまな人生経験を積んでいく過程で、少しずつ性格が変わっていくことがあります。

角張った石が下流に流されながら角が取れていくように、人も人生を生きていく中で角が取れ、性格に影響することがあるのです。

では、性格を変えられない一番の原因とは何か。

「性格を変えられない」と思っていることにあります。

「変えられない」と思っていると「私はこういう性格だ」という思い込みが生まれます。

性格が変わるチャンスに恵まれても、もともとの性格に固執することになり、変化を拒絶するようになります。

性格の固定化が促され、できる変化もできなくなるのです。

「性格は変えられる」と思うことです。

肯定することで可能性の扉が開きます。

心が柔らかくなり、変化を受け入れやすくなります。

結果として、性格も変わりやすくなるのです。

性格を変えることは十分可能です。

「性格を変えられない」と思っていると、変えられません。

「性格を変えられる」と思っていると、変えられます。

性格には可塑性があるのです。

心の霧が晴れる言葉(10)
  • 「性格は絶対変えられない」ではなく「性格を変えるのは難しいができる」と考える。
かわいくなるための努力は、頑張るのではなく、楽しもう。

心の霧が晴れる30の言葉

  1. 現実がつらいから、逃げるのではない。
    逃げるから、現実がつらくなるのだ。
  2. 自信は後からついてくるもの。
    自信をつけるより、結果を出すことに集中しよう。
  3. あなたの名前は、親が時間をかけて考えてくれた、最高のプレゼント。
  4. 気分転換をするときは、中途半端な気分転換ではなく、完全な気分転換をしよう。
  5. 白の衣類は、丁寧な振る舞い方を教えてくれる先生。
  6. いくら考えても答えが見つからないときは「解なし」が正解。
  7. 「無駄」「くだらない」「つまらない」を禁句にしよう。
    「なるほど」「面白い」「素晴らしい」と言い換えよう。
  8. 頑張ってもうまくいかなかった日は、きちんと湯船に浸かること。
  9. 次々トラブルが起こることを恨まない。
    「そういうもの」と考える。
  10. 性格を変えられない一番の原因は「性格を変えられない」と思っていること。
  11. かわいくなるための努力は、頑張るのではなく、楽しもう。
  12. 非常識なことを「普通のこと」と思ってみると、発想力がレベルアップする。
  13. 心の整理は、思っていることを書き出すだけでいい。
  14. 「雨の日」を「恵みの日」と言い換えるだけで、ハッピーに過ごせる。
  15. 使い終わったチケットも、思い出の品になる。
  16. 迷うことは、どちらでもいいということ。
  17. 買い物で商品を受け取るとき、きちんと感謝するあなたは素晴らしい。
  18. 椅子は、あなたを陰で支える存在。
    たまにはお世話をしよう。
  19. がっつり仕事をしたいなら、まず体力をつけておくことが必要。
  20. 結果が出なかったのではない。
    まだ結果が出ていないだけだ。
  21. じっとしているだけでは伝わらない伝えたいことがあるなら、手か口を動かす。
  22. 無知に気づくことも勉強。
    勉強しないと、自分が無知であることに気づけない。
  23. 脱いだ服を、無造作に放置していませんか。
  24. なぜやる気が出ないのか。
    やりたいことではないからだ。
  25. 時間を忘れて夢中になっているときは、幸せな時間。
  26. 本当に好きなことは、損得を考えない。
  27. 幸せな人は、3つの気持ちを忘れない。
    感謝の気持ち、尊敬の気持ち、思いやりの気持ち。
  28. どんなに今が暗い状況でも「今から明るくなる」と考えよう。
    前向きに考えることが、窮地を脱する光になる。
  29. 嫌いな人を頑張って好きになる必要はない。
  30. つらい過去は、積極的に忘れていい。

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