執筆者:水口貴博

風のように生きる30の言葉

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どちらでもいいから、人に決めてもらうのではない。どちらでもいいからこそ、自分で決める。

どちらでもいいから、人に決めてもらうのではない。どちらでもいいからこそ、自分で決める。 | 風のように生きる30の言葉

世の中にはどちらでもいいことがたくさんあります。

選ぶことが必要な場面では、相手から「どちらにしますか」と聞かれることがあるでしょう。

食事のメニュー、飲み物の種類、デザインのタイプなどです。

もちろん重要なことであれば、意識的に自分で決めようとするはずですが、ささいなことであれば特にこだわりはないでしょう。

「どちらでもいい」と思うことがあるのではないでしょうか。

好みもこだわりもなければなおさらです。

さて、どちらでもいいと思ったときが重要です。

あなたならどうしますか。

「適当に選んでおいてください」とお願いしていないでしょうか。

「みんなと同じでいいです」といったフレーズで済ませていないでしょうか。

どちらでもいいならそれでいいように思えますが、よくありません。

まず相手を困らせることになるでしょう。

決断には、少なからずストレスがかかるもの。

相手は、面倒な仕事を押し付けられたような印象を受けます。

「どうして私が決めないといけないの」とむっとするに違いありません。

あるいは「間違った選択をして、変な責任を押し付けられたらどうしよう」と不安になることもあるでしょう。

人に決断を委ねていると、自分の決断力を鍛える機会を失うことになります。

決断を避けるだけでなく、リスクや責任から逃げることにもなる。

結果として、決断力の低下を招くことになります。

日頃から自分で決める癖をつけておかないと、いざ決断が必要になったとき、あたふたしてしまうのです。

どちらでもいいからこそ、自分で決める

どちらでもいいならそれでいいように思えますが、ここが運命の分かれ道です。

どちらでもいいから、人に決めてもらうのではありません。

どちらでもいいからこそ、自分で決めましょう。

決断力を鍛えるトレーニングです。

どちらを選んでも差がないなら、なおさら自分で選ぶことです。

好みやこだわりがないなら、適当に決めても問題ないはずです。

「えい!」と思い切って決めるだけのこと。

これが「責任を取る」ということです。

自分らしい人生を送りたいなら、なおさら自分で決めておくのが賢明

自分で決めれば、主体性と責任感が生まれます。

気持ちがきゅっと引き締まって気合が入るでしょう。

「自分が選んだ」という実感があれば、より真剣な気持ちが生まれます。

勝負事であれば、覚悟が決まって結果を出しやすくなります。

自分で人生を選んでいくことは、人生を形作っていくことにほかなりません。

どちらでもいいと思うことは、適当でもいいので、自分の意思で決めましょう。

自分らしい人生を送りたいなら、なおさら自分で決めておくのが賢明です。

ちょっとしたことですが、こうしたことの積み重ねが、決断力の強さにつながるのです。

風のように生きる言葉(9)
  • 「どちらでもいい」と思ったときこそ、人に決めてもらうのではなく、自分で決める。
なかなか行動できないときは、帆に風を受けて進むヨットをイメージしよう。

風のように生きる30の言葉

  1. 「風のように生きる」とは。
  2. 風のように生きるためには、まず肌で風を感じることが大切。
  3. 風のように生きるために心がけたい、3つの優しさ。
  4. 風に幸せを感じよう。
    地球の神秘であり、自然が生み出したアート。
  5. 風のように生きるためには「スピード感」が欠かせない。
  6. たまに不便を経験したほうが、便利なもののありがたみがよくわかる。
  7. リラックスしたいときは、魔法のおまじない「リラックス」を唱えよう。
  8. あなたに足りないのは「とりあえず動く」という習慣。
  9. どちらでもいいから、人に決めてもらうのではない。
    どちらでもいいからこそ、自分で決める。
  10. なかなか行動できないときは、帆に風を受けて進むヨットをイメージしよう。
  11. 自分を輝かせるのは、他人ではなく、自分。
  12. 「トラブルに遭いたくない」と思うから、行動できない。
    「小さなトラブルなら大歓迎」と思えば、行動できる。
  13. いつも優しくしてくれる人にかけたい言葉とは。
  14. 死ぬまでずっと「青春の心」でいることを誓う。
  15. 忙しいときほど、丁寧な仕事を心がけよう。
  16. ため息には2種類ある。
    「体のため息」「心のため息」
  17. 嫌な夢を見ても、正夢になると信じない。
  18. 逆ギレする人に、素晴らしい人はいない。
  19. 顔や視線をそらした挨拶は、きちんとした挨拶になっていない。
  20. 仲直りが1回できなかったくらいで諦めていないか。
  21. 問題点を嘆くのではない。
    改善点が見つかったことを喜ぶのだ。
  22. 明るい笑い声も、大きすぎると下品になる。
  23. つまらない仕事を引き受けよう。
    工夫をすれば、面白くなるから。
  24. 約束は、多いより少ないほうがいい。
  25. ラッキーな話を聞く機会があれば、ぜひ聞かせてもらおう。
    運をおすそ分けしてもらえる。
  26. 人は、いったん落ち込んで強くなる。
    落ち込みは、強くなる前触れ。
  27. 「忙しくて○○する時間がない」という人は、本気になっていないだけ。
  28. 早く終わらせたかったら、早く取りかかる。
  29. 目をつぶりながら顔を上に向けると、素直な気持ちを取り戻せる。
  30. 「運が悪かった」と言うだけでは、改善も成長もできない。

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