執筆者:水口貴博

人の才能を伸ばす30の褒め方

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みんなと同じことをしない。みんながしない方法でアピールすること。

みんなと同じことをしない。みんながしない方法でアピールすること。 | 人の才能を伸ばす30の褒め方

私はいざというときに、いつでも置き手紙ができるように常にメモ用紙を机の引き出しの中に置いてあります。

職場でも自分のデスクには小さいものではありますが、メモ用紙を欠かさず用意し、すぐ取り出せるようにしています。

その人に用事があるとき、自分が席を離れていたり、また相手が席にいなかったりすると用件が伝えられません。

こういうときには、メモ用紙に簡単にメッセージをつづります。

置き手紙のようにメッセージを残しておくと、うまくやりとりをつなげることができます。

みんなが携帯を持ってメールが当たり前になっている今、あえてメールを使わないことがポイントです。

メールを使っては、それこそ「ほかの人と同じ」になってしまうのです。

紙に手書きすることで、ほかの人と違う手段でメッセージを伝えることができ、違う印象を持ってもらえることができます。

褒め言葉にしても感謝にしても、同じです。

メールで「ありがとう」と送ればすぐ終わってしまいますが、小さなメモ用紙に「ありがとう」と書くほうが人間性を感じます。

「とても上手にできていたよ」という褒め言葉も、メールで読む印象と、手紙で見る印象は全然違うのです。

みんなと同じことをしないことが、みんなとは違った人になるコツなのです。

人の才能を伸ばす褒め方(28)
  • みんなと同じことは、しないようにする。
成長するということは、新しい「色」を取り入れるということ。

人の才能を伸ばす30の褒め方

  1. 褒め言葉は、人間関係を活性化させる言葉だ。
  2. うまくいった瞬間に褒めること。
  3. 朝のニュースは、ネガティブな情報であふれている。
  4. 話題をコントロールすれば、感情もコントロールできる。
  5. おいしくない食事は「まずい」とは言わず「変わった味ですね」と褒めてしまう。
  6. 日常は褒めることであふれている。
    「当たり前のこと」も、褒める機会にしよう。
  7. 「言葉」も褒めることができる人は、感性が豊かな人。
  8. 褒める人を、好きになる。
  9. 褒め言葉は、完了形や進行形を使う。
    過去形は、できるだけ控える。
  10. 褒め言葉には、人生を変える力がある。
  11. 褒め言葉が、勉強を楽しくさせる。
  12. 陰でこそこそすると、言葉の効力が大きくなる。
  13. 「褒め言葉」と「おだて」の一番の違いは、気持ちに嘘があるかどうか。
  14. 「感謝される文章」より「感動できる文章」のほうが、心に残る。
  15. 叱るときには、2人のほうがいい。
    褒めるときには、みんなの前のほうがいい。
  16. 褒めてくれる人と付き合っていると、能力が伸びる。
  17. 不幸そうな人の言うことを聞いてはいけない。
    自分もそうなってしまうから。
  18. 「この人は違う!」と思われる人は、人とは違うところを褒めている。
  19. もう少し言葉を付け加え、具体的な表現にする。
  20. せっかくの褒め言葉を、ごみ箱へぽいと捨てないこと。
  21. 「言葉」ほど、素晴らしいコミュニケーションの道具はない。
  22. 1日1回は、誰かを褒めよう。
  23. 知らない人にも、褒め言葉で話しかければいい。
  24. 性格の良い人は、よいことを口にする。
    性格の悪い人は、悪いことを口にする。
  25. 心がこもっていないと、すぐ見抜かれる。
  26. 恋愛の下手な人ほど、相手をけなして振り向かせようとする。
  27. 「欠点」は、褒めてもいい。
  28. みんなと同じことをしない。
    みんながしない方法でアピールすること。
  29. 成長するということは、新しい「色」を取り入れるということ。
  30. あなたの努力は、あなたが一番よく知っている。

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