執筆者:水口貴博

前向きな気持ちになる30の言葉

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最初の動作が速いと、焦る。最初の動作がゆっくりだと、焦らない。

最初の動作が速いと、焦る。最初の動作がゆっくりだと、焦らない。 | 前向きな気持ちになる30の言葉

焦らないためのコツは「最初の動作」にあります。

時間を無駄にしたくない気持ちがあると、スタートダッシュをする傾向があります。

試験が始まれば、急いで問題用紙を裏返す。

初対面の人と出会ったとき、急いで名刺を出そうとする。

プレゼンが始まれば、急いで1枚目のスライドを表示させようとする。

たしかにスタートダッシュは大切です。

最初から勢いを出して進めたほうが、無駄がなくなり、時間を効率よく使えるようになると思うでしょう。

最初からもたもたしているより、てきぱき動いたほうがスムーズなのは間違いありません。

最初からスピードを出すのが重要になる場面もあります。

しかし、スタートダッシュが不適切な場面があることにも気づいてください。

特に精神状態が重要な場面では、スタートダッシュに要注意です。

最初の動作が速いと、焦りのスイッチが入ってしまうからです。

肉体と精神はつながっています。

最初の動作が速いと、心理的なプレッシャーが生まれ、ストレスを感じます。

ストレスを感じることで心の余裕が失われ、焦りや緊張を促すのです。

落ち着いて行動したいなら、最初の動作がポイントです。

心がけたい最初の動作は「ゆっくり」です。

急ぎたくても、急いで行動しません。

後からスピードを上げることはあっても、最初の動作だけはスローを心がけます。

そうすれば、余計なストレスが生まれないため、平常心を保ったまま、仕事に取り組めるようになります。

たとえば、試験です。

試験が始まるやいなや、無駄な時間を省くため、急いで試験用紙を裏返したくなりますが、よくありません。

焦りと緊張が促され、心の余裕がなくなってしまいます。

試験が始まれば、問題用紙をゆっくり裏返しましょう。

冷静な気持ちを維持しながら、試験問題を解いていけます。

思考も落ち着くので、ミスも減ります。

初対面で人と出会ったときも、慌てて名刺を差し出すのはよくありません。

もちろん名刺交換は先手が基本ですが、名刺を取り出す動作はスローを心がけます。

ゆっくり名刺を取り出して、相手に手渡しましょう。

落ち着いた気持ちを維持しながら、自己紹介ができます。

名刺交換と自己紹介がかっこよく決まれば、引き続き、落ち着いた気持ちで会話ができるようになります。

プレゼンのときも、急いで1枚目のスライドを表示させません。

急いで1枚目のスライドを表示させると、余計な焦りと緊張を生んでしまいます。

急いでプレゼンを進めたい気持ちがあっても、最初の動作はゆっくりしましょう。

自己紹介とユーモアを交えた雑談を終えてから、ゆっくり1枚目のスライドを表示します。

落ち着きを保ちながらプレゼンを進められます。

落ち着いた気持ちを維持したいなら、最初の動作をゆっくりしましょう。

最初の動作がゆっくりだと、焦らないのです。

前向きな気持ちになる言葉(2)
  • 最初の動作は「ゆっくり」を心がけて、落ち着きを保つ。
「一寸先は闇」を信じていると、ネガティブ思考になる。
「一寸先は光」を信じていると、ポジティブ思考になる。

前向きな気持ちになる30の言葉

  1. 3歩進んで2歩下がることを軽視しない。
    そこにあるのは、立派な1歩。
  2. 最初の動作が速いと、焦る。
    最初の動作がゆっくりだと、焦らない。
  3. 「一寸先は闇」を信じていると、ネガティブ思考になる。
    「一寸先は光」を信じていると、ポジティブ思考になる。
  4. 「ありがとう」と書くだけで、晴れやかな気持ちになれる。
  5. 手書きの手紙を書きやすくする方法。
  6. 絡まったコード。
    焦ってほどこうとすると、余計に時間がかかる。
    落ち着いてほどこうとすると、すぐほどける。
  7. 「1パーセントしかない」と考えるのではない。
    「100回やれば、1回は当たる」と考えよう。
  8. 「適当」「ほどほど」が難しいなら、独自の基準を作ってしまおう。
  9. うまくいく方法を見つけるコツは「うまくいく方法は必ずある」を信じること。
  10. 恥を覚えているのは、本人だけ。
  11. 失敗の99パーセントは、人生に影響なし。
    「人生が終わった」という失敗も、実際は何とかなる。
  12. 不真面目に生きている人は、頑張る人を非難する。
    真剣に生きている人は、頑張る人を応援する。
  13. 「疲れそう」と考えただけで疲れる。
  14. はっきり断られることは幸い。
    おかげで別のことに打ち込める。
  15. 「そんなことも知らないの」と言われたくらいで、むっとしない。
  16. 仕事の出来栄えが悪くても、最善と全力を尽くした結果なら、堂々としていい。
  17. 「前向きな気持ち」と「前向きな行動」は別物。
  18. お見舞いに行くときは、暗い雰囲気を出さない。
    明るく元気に振る舞うのがマナー。
  19. 悩みながら前に進もう。
    落ち込みながら前に進もう。
  20. 中途半端にできるより、完全にできないほうが幸せ。
  21. 感動させる作品を作りたければ、感動体験が必要。
  22. つまらない話に笑ってあげるのが優しさ。
    くだらない話に突っ込んであげるのも優しさ。
  23. わけのわからない人がいても、根拠のないことは言わない。
  24. どんなにつまらないことでも、仕事ならきちんと取り組む。
  25. 「一応」という言葉は使わないほうがいい。
    不安や違和感を与える原因になる。
  26. 悩むことは進化の前触れ。
  27. 素晴らしい価値は、嫌いなことの裏側にある。
  28. 「話せばわかる」と思いつつ、コミュニケーションから逃げていないか。
  29. 孤独を感じたら、今まで出会った人の顔を思い浮かべよう。
  30. 本当に変更できない選択をする必要があるのか。

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