執筆者:水口貴博

人見知りを克服する30の方法

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声をかけに行くのではない。褒めに行くのだ。

声をかけに行くのではない。褒めに行くのだ。 | 人見知りを克服する30の方法

人見知りの克服として、会話にある習慣を心がけましょう。

それは、褒める習慣です。

人付き合いが上手な人には、必ず褒める習慣があります。

褒めるとは、相手を素晴らしいと認めるのと同じこと。

褒められると嬉しくなるのは、誰でも同じです。

誰でも自分を認められると「やった」と嬉しくなります。

楽しく会話をするには、相手が喜びそうな話題を選ぶことが大切です。

褒め言葉なら、相手を喜ばせることができるので、話のネタとして最適です。

相手の立場になって考えると、どう言われると嬉しく感じるのか、想像しやすくなります。

相手を褒めたときの笑顔をイメージしてみてください。

褒めて相手がにこにこほほ笑んでいる様子をイメージすると、話しかける勇気が倍増して、人見知りの抵抗感が半減します。

「声をかけに行く」ではなく「褒めに行く」と考えてみてください。

褒めに行く前提なら、相手に喜んでもらえるとわかるので、見知らぬ人にも話しかけやすくなるでしょう。

褒める習慣を心がけると、相手を喜ばせる機会も増えます。

相手が喜んでもらえるとわかっているなら、見知らぬ人に話しかけやすくなるため、会話の上達も早くなります。

褒める対象に大きさは関係ありません。

小さなことでも、きちんと褒めるのがポイントです。

「きっとこれを言うと喜んでくれるだろう」と思いつくことがあれば、ゴーサインです。

褒めるといえば、優れた容姿や高い能力を思い浮かべますが、そればかりではありません。

相手の生き方や心がけも「よい」と思うなら、褒める対象です。

たとえば、相手から「仕事を頑張っている」という話があったとします。

「お仕事に熱心ですね」「努力されているのですね」と言えば褒めることになるので、相手は喜んでくれるでしょう。

たとえネガティブな話題でも、受け止め方によっては褒めることができます。

たとえば、相手が睡眠不足だとします。

「パワフルですね」「集中力がすごいですね」という言い方なら、上手に褒めることができます。

相手から「週末の家族サービスで疲れた」という話題が出たとします。

「家族思いですね」「サービス精神が旺盛おうせいですね」と表現すれば、褒めることができるでしょう。

相手が仕事で軽いけがをしていたとします。

「お仕事を頑張りすぎたのかもしれないですね」と言えば、さりげなく褒めることができるでしょう。

受け止め方を変えると、ネガティブな話題すら褒める対象になります。

至る所に褒めるチャンスがあります。

センスと発想力を活用すれば、褒める対象が飛躍的に広がります。

さっそく今から見知らぬ人に話しかけてみましょう。

声をかけに行くのではありません。

褒めに行くのです。

人見知りを克服する方法(23)
  • 相手を褒める習慣を心がける。
マイナス思考を蹴散らそう。
すべてプラス思考で考えよう。

人見知りを克服する30の方法

  1. 人見知りは、直したほうがいい性格なのか。
  2. 人見知りの人は、自意識と自己防衛本能が強すぎる。
  3. 人見知りの5つの種類と対策。
  4. 人見知りと対人恐怖症の違いとは。
  5. 大人になってから人見知りになることもある。
  6. 人見知りの克服に必要な3つの要素。
    意識改革・場数・成功体験。
  7. 人見知りを克服する場は、日常に数多く点在する。
  8. 人見知りの克服の第一歩は、挨拶。
  9. 自分から初対面の人に話しかけて、会話を楽しむ。
  10. 週に1人は面識のない人に話しかけて、会話をしよう。
  11. 自分がどう思われているか気にしたところで仕方ない。
  12. 人見知りを「悪い性格」と否定しない。
  13. 楽しく話せる定番ネタを準備しておけば、人との会話も怖くない。
  14. 相手を知ってから興味を持つのではない。
    相手を知る前から興味を持つ。
  15. 常に社交的である必要はない。
    必要なときだけ社交的になるだけでいい。
  16. 話すのが苦手なら、聞き役に回ればいい。
  17. 会話が途切れることを恐れていると、人見知りの改善が遅くなる。
  18. 人見知りであることを無理に隠さないほうが、早く克服できる。
  19. 1人で飲食店に行き、きちんと目を見て注文する。
  20. 劣等感やコンプレックスはあっていい。
    自信のあることを1つ考えるだけでいい。
    自信のあることが、あなたの人見知りを救う鍵になる。
  21. 好かれようと思わない。
    嫌われないだけで十分と考える。
  22. 前もって相手の情報を集めて、親近感を高めておく。
  23. 声をかけに行くのではない。
    褒めに行くのだ。
  24. マイナス思考を蹴散らそう。
    すべてプラス思考で考えよう。
  25. メンタルトレーニングと思えば、人に話しかけやすくなる。
  26. 外見がだらしないと、心もだらしなくなる。
    外見を整えると、心も整う。
  27. 1人でイベントに出かける。
  28. 空気を読んでも、読みすぎないこと。
  29. 「話しかけたい」と思わせる雰囲気を出していますか。
  30. 「その場限りの人間関係」と割り切れば、余計な緊張をしなくて済む。

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