執筆者:水口貴博

人見知りを克服する30の方法

21

好かれようと思わない。嫌われないだけで十分と考える。

好かれようと思わない。嫌われないだけで十分と考える。 | 人見知りを克服する30の方法

相手から好かれようと考えていませんか。

たしかにせっかくの初対面なら「できるだけ相手から好かれたい」と考えることが多いでしょう。

「第一印象」という言葉があるように、最初の印象は長く残り続ける傾向があります。

最初の印象で、今後の人間関係が左右されるのはよくあること。

できるだけ相手に好かれたほうが、その後の人間関係も長続きするでしょう。

せっかくの出会いなら、ばっちり好印象で決めたいと思うでしょう。

異性との出会いなら、恋愛につながるかもしれません。

少なくとも「嫌な人」より「いい人」と思われたほうが、人間関係がスムーズなのは間違いありません。

しかし、好かれようと思うと、どうしても余計なプレッシャーを感じてしまいます。

相手の顔色をうかがったり、無理に自分を演じたりする必要が出てきます。

相手に迎合するような振る舞いをしなければいけないため、落ち着かないでしょう。

好かれようと思えば思うほど、相手の目が気になり、自意識が過剰になります。

「相手から変に思われていないかな」という気持ちも大きくなる。

恐怖心が増大して、かえって話しかけにくくなるのです。

好かれようと思う必要はありません。

嫌われないだけで十分と考えましょう。

第一印象は普通でいいのです。

好印象ではなく普通な印象なら、プレッシャーは半減するでしょう。

無理に演じたりこびたりする必要もありません。

態度も言葉遣いも普通で十分。

気配りや気遣いはあっても、特別な気配りや気遣いは不要です。

好かれなくてもいい。

嫌われないだけで十分と考えれば、自由と許容範囲が広がります。

「相手と相性が合わなくても仕方ない」と思ったほうが、気持ちも楽になるでしょう。

たとえ「変な人」「不思議な人」と思われてもかまいません。

少なくとも嫌われているわけではないのでOKです。

嫌われることさえなければ、初対面は合格です。

人見知りを克服する方法(21)
  • 好かれようと思うのではなく、嫌われないだけで十分と考える。
前もって相手の情報を集めて、親近感を高めておく。

人見知りを克服する30の方法

  1. 人見知りは、直したほうがいい性格なのか。
  2. 人見知りの人は、自意識と自己防衛本能が強すぎる。
  3. 人見知りの5つの種類と対策。
  4. 人見知りと対人恐怖症の違いとは。
  5. 大人になってから人見知りになることもある。
  6. 人見知りの克服に必要な3つの要素。
    意識改革・場数・成功体験。
  7. 人見知りを克服する場は、日常に数多く点在する。
  8. 人見知りの克服の第一歩は、挨拶。
  9. 自分から初対面の人に話しかけて、会話を楽しむ。
  10. 週に1人は面識のない人に話しかけて、会話をしよう。
  11. 自分がどう思われているか気にしたところで仕方ない。
  12. 人見知りを「悪い性格」と否定しない。
  13. 楽しく話せる定番ネタを準備しておけば、人との会話も怖くない。
  14. 相手を知ってから興味を持つのではない。
    相手を知る前から興味を持つ。
  15. 常に社交的である必要はない。
    必要なときだけ社交的になるだけでいい。
  16. 話すのが苦手なら、聞き役に回ればいい。
  17. 会話が途切れることを恐れていると、人見知りの改善が遅くなる。
  18. 人見知りであることを無理に隠さないほうが、早く克服できる。
  19. 1人で飲食店に行き、きちんと目を見て注文する。
  20. 劣等感やコンプレックスはあっていい。
    自信のあることを1つ考えるだけでいい。
    自信のあることが、あなたの人見知りを救う鍵になる。
  21. 好かれようと思わない。
    嫌われないだけで十分と考える。
  22. 前もって相手の情報を集めて、親近感を高めておく。
  23. 声をかけに行くのではない。
    褒めに行くのだ。
  24. マイナス思考を蹴散らそう。
    すべてプラス思考で考えよう。
  25. メンタルトレーニングと思えば、人に話しかけやすくなる。
  26. 外見がだらしないと、心もだらしなくなる。
    外見を整えると、心も整う。
  27. 1人でイベントに出かける。
  28. 空気を読んでも、読みすぎないこと。
  29. 「話しかけたい」と思わせる雰囲気を出していますか。
  30. 「その場限りの人間関係」と割り切れば、余計な緊張をしなくて済む。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION