執筆者:水口貴博

人付き合いがうまくなる30のマナー

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香水は、強すぎないことが大切。

香水は、強すぎないことが大切。 | 人付き合いがうまくなる30のマナー

香水は「ほのか」に香るくらいが、ちょうどいい強さです。

ついおしゃれをしたいときは、香水も多めにつけてしまいがちです。

しかし、マナー上、強すぎないことが大切です。

香水の香りが強すぎて相手の気分を害することはあっても、香りが弱すぎて相手の気分を害することはありません。

香水の使い方には、気をつける必要があります。

私は一時期、香水にのめり込んでいたころがありました。

香水をつけていると、大人びた雰囲気を意図的に醸し出せます。

私の場合も同じで、大人びた雰囲気に憧れがありました。

「香りで雰囲気が変わるなら面白そう。やってみよう」ということになり、香水屋さんで香りの塊になっていました。

ハリウッドに、香水の専門店「セフォラ」というお店があります。

「セフォラ」の香水は、品そろえがよいのです。

私は香りも好きでしたが、おしゃれな香水のボトルも好きでした。

ボトルもおしゃれで、余計に香水にのめり込んでいたのです。

私の部屋にある鏡台には、たくさん香水が並べられていました。

そうしたとき、友人の1人に香水の香りの強い女の子がいました。

水商売をしていた女性だったため仕事の都合はわかりますが、香水が強すぎて、近寄りにくかったことがありました。

そのとき、ふと自分を振り返りました。

「自分もにおいで相手の気分を不快にさせていないだろうか」と。

それからというもの、香りの強さはもっぱら「ほのか」にしています。

上に向けて「シュッ」と吹いてから、その香りの輪をくぐり抜けると、うまく「ほのか」を演出させることができます。

「ほのか」に香るくらいが、ちょうどいい香りの強さなのです。

人付き合いがうまくなるマナー(24)
  • 香水は、強すぎないように「ほのか」を心がける。
夜中に電話をするときは「夜分に恐れ入ります」から始める。

人付き合いがうまくなる30のマナー

  1. マナーを学ぶためには、手本を見つけることが大切。
  2. 身の回りの人から、マナーのいい面だけを取捨選択すればいい。
  3. マナーには、共通点がある。
  4. 友人を無理やり誘わない。
    友人がやりたくないときは、そっとしてあげよう。
  5. 話しかけるタイミングに、センスが表れる。
    ずうずうしく会話に割り込まない。
  6. 「アケオメ、コトヨロ」で友人はがっかりする。
    言葉を省略すると、気持ちまで省略される。
  7. メールは、長く打ちすぎると、かえって長続きしなくなる。
  8. 名刺を渡すときにフルネームを声に出すと、名前を覚えてもらえる。
  9. 「本物の敬語」は難しい。
    「丁寧語」を話せるだけでいい。
  10. キャッチが入り、途中で電話を切ったら、面倒でも折り返し電話する。
  11. プレゼントのヒントは、雑談にある。
  12. 言葉より、態度のほうが、気持ちが伝わる。
  13. 目、顔、体を向ける人は、好印象を持たれる。
  14. 舌打ちが、他人の気分を悪くさせてしまう。
  15. お金を貸すときは、あげてしまうと楽になる。
    できなければ貸さないこと。
  16. メモを取りながら話を聞くと、相手の姿勢が変わる。
  17. 約束を破る人は、信用できない人。
    お酒の場では、約束しない。
  18. 予定変更のマナーは、前倒しにすること。
  19. 「~なんだけど」で終わる会話より「~です」で終わる会話が気持ちいい。
  20. 運転手の暴言が、乗っている人まで気分を悪くさせてしまう。
  21. コミュニケーションの基本は、キャッチボール。
    一方的な会話はやめよう。
  22. ねぎらいの言葉は「ご苦労さま」ではなく「お疲れさま」のほうがいい。
  23. 知らない人がいるときは、雰囲気が固くなる。
    紹介すると、雰囲気が柔らかくなる。
  24. 香水は、強すぎないことが大切。
  25. 夜中に電話をするときは「夜分に恐れ入ります」から始める。
  26. 「ごめんなさい」が言えることは、人付き合いの基本マナー。
  27. 言い訳をして、いいわけがない。
  28. 返事ができる人はモテる。
    返事上手は、付き合い上手。
  29. 報告・連絡・相談をまめにする人が、信用される。
  30. 信用は、人付き合いの大切なマナー。

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