執筆者:水口貴博

顔のしみを消す30の方法

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昼用と夜用のクリームを反対に使うと、逆にしみの原因になりかねない。

昼用と夜用のクリームを反対に使うと、逆にしみの原因になりかねない。 | 顔のしみを消す30の方法

化粧品で使うクリームの中には、昼用と夜用があります。

紫外線が多く、皮脂の分泌が活発な昼間。

日に当たることはなく、皮脂の分泌が落ち着いている夜中。

昼間と夜中とでは、状況が正反対です。

その大きな状況の違いを利用して、美容成分などの浸透効果を高めようとするのが狙いです。

状況を追い風にしているため、時間帯がはっきりしているクリームほど、効果の効き目も感じやすいのです。

感じた効果に満足して、ある発想をする人がいます。

「夜用は肌がしっとりするから、昼間にも使おう」

「寝ている間に昼用を使っていれば、朝には肌が潤っているのではないか」

そう思いたくなる気持ちはわかります。

しかし、昼用を寝る前に使ったり、夜用を昼間に使ったりするのはよくありません。

その効果は、正しい使い方をしているからこそ、得られている実感です。

夜用と昼用でわかれている最も大きな特徴は「日焼け防止効果があるかないか」です。

昼用のクリームは一般的に、日焼け止めが含まれています。

昼間なら有効ですが、夜中にクリームをつけたまま寝てしまうと、肌によくありません。

日に当たらない夜中に日焼け止めを塗っても、肌に余計な負担をかけるだけです。

一方、夜用のクリームを昼間に使うのもよくありません。

夜用のクリームは、一般的に日焼け防止効果が含まれていません。

昼間に使っていると、紫外線のダメージを受けやすくなり、しみができやすくなってしまうのです。

使い方を誤ると、美容成分も悪影響に変わることがあります。

使用している化粧品に、昼用と夜用という明確な区別があるなら、用法に従って使うのが一番なのです。

顔のしみを消す方法(27)
  • 美容クリームに昼用と夜用という明確な区別があるなら、使い方を守る。
タバコは、美白を妨げる要因になる。

顔のしみを消す30の方法

  1. しみができやすい体質かどうかを、客観的に確かめる方法。
  2. しみには大きく分けて、6種類ある。
  3. しみができるメカニズムとは。
  4. ビタミンCが肌に効く、5つの理由。
  5. しみへの効果を期待するなら、ビタミンCは1,500ミリグラム以上が目標。
  6. ビタミンCをたくさん取りすぎたときの副作用は?
  7. 美白化粧品の効果は、美白だけではない。
  8. ビタミンCとビタミンC誘導体の違いとは。
  9. できたばかりのしみは、1カ月を目安に、美白化粧品で徹底する。
  10. 速攻性を求めるなら、化粧品のグレードを上げるより、美容パック。
  11. しみができた直後こそ、美容パックの本当の出番。
  12. 日焼けの後、できるだけしみを作らない、3つの回復方法。
  13. 美白化粧品できれいになったら、次はしみが目立つようになった。
    どうすればいい?
  14. 美白化粧品は、できたばかりのしみに効く。
    古くからあるしみにはほとんど効果がない。
  15. ささいな外出のときに起こりやすい理想と現実のギャップ。
  16. むさ苦しい格好も、気の持ちようで、快感になる。
  17. レーザーによるしみの除去は万能ではない。
    レーザーで取れないしみ「肝斑」とは。
  18. ピーリングには、しみを薄くさせる効果もある。
  19. 擦り傷や虫刺されが治った後に残る黒いしみは、どうすればうまく除去できるの?
  20. いらいらしていると、しみもできやすい。
  21. 締めつけて圧迫させるタイプの下着は、美肌には悪影響。
  22. レモンパックは要注意。
    美白どころか、しみの原因になる。
  23. 生理前は、特に肌トラブルが多い時期であると気づく。
  24. 新しい化粧品は、生理が終わった後が、ベストタイミング。
  25. 子どもを産んでからは、しみができやすくなるのはなぜ?
  26. なぜしみは、1つできると、あっという間に増えてしまうのか。
  27. 昼用と夜用のクリームを反対に使うと、逆にしみの原因になりかねない。
  28. タバコは、美白を妨げる要因になる。
  29. 季節の変わり目は、肌の調子が狂いやすい。
  30. しみを消す一番の特効薬は、元気と笑い。

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