執筆者:水口貴博

顔のしみを消す30の方法

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レーザーによるしみの除去は万能ではない。レーザーで取れないしみ肝斑かんぱん」とは。

レーザーによるしみの除去は万能ではない。レーザーで取れないしみ「肝斑」とは。 | 顔のしみを消す30の方法

しみは、レーザーを使って取れます。

しかし、レーザーでは何でもしみが取れるわけではありません。

取れないしみの代表は「肝斑」と呼ばれるしみです。

普通のしみと肝斑は、見た目がそっくりで、よく見間違えられます。

肝斑には、いくつか特徴があります。

  • 目尻の下あたりに、左右対称でできやすい
  • 通常のしみに比べて、面積が大きい
  • 季節によって濃さが変わる

こうした特徴があれば、肝斑であると疑っていいでしょう。

生理不順、妊娠、避妊薬などを使用した際、発症しやすいことが確認されています。

また、30代から40代にかけてできるのが特徴で、閉経後、新しくできることはほとんどなくなります。

女性ホルモンのバランスが影響していると言われ、圧倒的に女性に多く見られるのも特徴です。

現在のレーザー技術では、肝斑を取るのは難しいとされています。

では、肝斑を取るにはどうするのかというと、現在のところ、薬による処方が最も有効です。

「トラネキサム酸」と呼ばれる成分が、肝斑を薄くすることが確認されています。

即効性はありませんが、数カ月服用すると、肝斑を薄くさせることができます。

顔のしみを消す方法(17)
  • 「肝斑」というしみには、飲み薬で対処する。
ピーリングには、しみを薄くさせる効果もある。

顔のしみを消す30の方法

  1. しみができやすい体質かどうかを、客観的に確かめる方法。
  2. しみには大きく分けて、6種類ある。
  3. しみができるメカニズムとは。
  4. ビタミンCが肌に効く、5つの理由。
  5. しみへの効果を期待するなら、ビタミンCは1,500ミリグラム以上が目標。
  6. ビタミンCをたくさん取りすぎたときの副作用は?
  7. 美白化粧品の効果は、美白だけではない。
  8. ビタミンCとビタミンC誘導体の違いとは。
  9. できたばかりのしみは、1カ月を目安に、美白化粧品で徹底する。
  10. 速攻性を求めるなら、化粧品のグレードを上げるより、美容パック。
  11. しみができた直後こそ、美容パックの本当の出番。
  12. 日焼けの後、できるだけしみを作らない、3つの回復方法。
  13. 美白化粧品できれいになったら、次はしみが目立つようになった。
    どうすればいい?
  14. 美白化粧品は、できたばかりのしみに効く。
    古くからあるしみにはほとんど効果がない。
  15. ささいな外出のときに起こりやすい理想と現実のギャップ。
  16. むさ苦しい格好も、気の持ちようで、快感になる。
  17. レーザーによるしみの除去は万能ではない。
    レーザーで取れないしみ「肝斑」とは。
  18. ピーリングには、しみを薄くさせる効果もある。
  19. 擦り傷や虫刺されが治った後に残る黒いしみは、どうすればうまく除去できるの?
  20. いらいらしていると、しみもできやすい。
  21. 締めつけて圧迫させるタイプの下着は、美肌には悪影響。
  22. レモンパックは要注意。
    美白どころか、しみの原因になる。
  23. 生理前は、特に肌トラブルが多い時期であると気づく。
  24. 新しい化粧品は、生理が終わった後が、ベストタイミング。
  25. 子どもを産んでからは、しみができやすくなるのはなぜ?
  26. なぜしみは、1つできると、あっという間に増えてしまうのか。
  27. 昼用と夜用のクリームを反対に使うと、逆にしみの原因になりかねない。
  28. タバコは、美白を妨げる要因になる。
  29. 季節の変わり目は、肌の調子が狂いやすい。
  30. しみを消す一番の特効薬は、元気と笑い。

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