執筆者:水口貴博

悪徳業者を見分ける30の方法

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セールストークは、話半分で聞くくらいがちょうどいい。

セールストークは、話半分で聞くくらいがちょうどいい。 | 悪徳業者を見分ける30の方法

賢い消費者になるためには、セールストークとの付き合い方が大切です。

商品の魅力を伝える販売員は、言葉のマジシャン。

消費者の購買意欲を刺激するため、言葉巧みな話術であなたを誘ってきます。

「皆さん、これを使って大満足しています」

「利用者の97パーセントが、再度申し込まれています!」

「私もこれを使っていて、すっかり悩みが解消されました」

こうした言葉を聞かされると、購買意欲を刺激されるでしょう。

しかし、セールストークの多くは、大げさに語られている傾向があります。

嘘にならない程度なら、少し大げさなセールストークはよくあること。

「満足されています」を「大変満足されています」と言い換えるのは日常茶飯事です。

どの販売員も、セールストークの一環として、大げさな表現を使ってきます。

販売員の話をすべて完全に信じ込むと、興奮してしまい、冷静な判断を失います。

そのため、セールストークを聞くときは「大げさに話している」という前提で聞いたほうがいいでしょう。

「この話は本当だろうか」

「少し大げさに言っているのではないか」

「実際はこれほどうまくいかないはず」

セールストークは、話半分で聞くくらいがちょうどいい。

一歩後ろに下がって、客観的に冷めた考えでいたほうが、冷静な思考を保てます。

賢い消費者なら、常に自分の頭で考えます。

販売員の言葉を完全に信じて購入するのではありません。

販売員の言葉は参考として聞くだけにとどめ、あくまで冷静な状態で判断して購入するようにしましょう。

悪徳業者を見分ける方法(6)
  • セールストークは、すべてそのまま信じるのではなく、話半分くらいの気持ちで聞く。
当たり前のマナーや最低限のマナーができていないのは、業者の基本に問題がある可能性が高い。

悪徳業者を見分ける30の方法

  1. 悪徳業者は、自分から「悪徳業者です」とは言わない。
  2. 比較は、賢い消費者になるための第一歩。
  3. 比較を嫌がる業者は、不都合が隠されている可能性がある。
  4. 相場と比べて、安すぎないか。
  5. 強引な購入・契約をさせようとしないか。
    即断即決をさせようとしないか。
  6. セールストークは、話半分で聞くくらいがちょうどいい。
  7. 当たり前のマナーや最低限のマナーができていないのは、業者の基本に問題がある可能性が高い。
  8. メリットばかりで話がうますぎないか。
  9. 見積もりに不明瞭な項目はないか。
  10. 見積もり対応が不自然な業者は、怪しいと考える。
  11. オフィス・ウェブサイト・パンフレットが、不自然に立派すぎないか。
  12. きちんと解約手数料・違約金の確認をしておく。
  13. アフターサービスへの思い込みに要注意。
  14. 業者の免許や身分証などの確認をする。
  15. 販売員は、基本的な知識に欠けていないか。
  16. 必要もなく、個人情報を伝えない。
  17. あなたの質問は、ただの質問ではない。
    未来の後悔を減らすための質問でもある。
  18. 悪徳業者もまっとうな業者も、巧みな話術であおってくる。
    では、どう見分けるか。
  19. インターネット上で悪い評判が目立っていないか。
  20. しつこい営業のある業者は、悪質業者の予備軍。
  21. レスポンスの悪い業者は、注意フラグを立てておく。
  22. ほかの業者をけなすところとは、付き合わないのが賢明。
  23. きちんと契約書を読まずに、署名や押印をしない。
  24. 違法行為をしている業者とは関わらない。
  25. 代金引換による支払いができる業者か。
  26. 「特定商取引法」「プライバシーポリシー」の表示を確認する。
  27. 電話番号に不自然な点はないか。
  28. 支払い方法が多数あるにもかかわらず、支払い段階になると、銀行振り込みに誘導しようとしないか。
  29. 高額商品の購入は、前もって誰かに相談しておくと、失敗を防ぎやすくなる。
  30. 「何だか嫌な感じがする」という違和感を無視しない。

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