執筆者:水口貴博

箸の使い方の30のマナー

11

箸を使って器の中身を探らない。

箸を使って器の中身を探らない。 | 箸の使い方の30のマナー

「もしかしたらおいしい料理が、器の底に隠れているかもしれない」

器の上のほうは目で確認できますが、底は見えません。

中身を確かめたくなる気持ちはわかります。

しかし、盛られた料理を箸で探るのはタブーです。

せっかくの盛り付けを壊してしまうからです。

時間や労力を使った盛り付けを壊すのは、料理人に対して失礼です。

せっかく華やかに彩られている料理ですから、できるだけ壊れないように食事を進めたいですよね。

器の底が気になっても、箸で探るような使い方は避けるようにしましょう。

刺し身や天ぷらなら、左から順に食べます。

煮物なら、上から順に食べます。

形を崩さないように食べるよう心がけましょう。

箸の使い方のマナー(11)
  • 器の底が気になっても、箸で探らずに食べる。
吸い物の中で、箸を洗ってはいけない。

箸の使い方の30のマナー

  1. 箸で人を指さない。
  2. 何を食べようかと、箸を皿の上で迷わせないこと。
  3. 箸で器を引き寄せないこと。
  4. 器の上に、箸を置かない。
  5. 箸で器を叩かない。
  6. 箸から箸へ、食べ物を渡してはいけない。
  7. 食べ物を、箸で突き刺さない。
  8. 一度箸で取ったものを、食べずに器に戻さない。
  9. 食べ物の汁を落としながら食べない。
  10. 吸い物の中身を、箸でかき回さない。
  11. 箸を使って器の中身を探らない。
  12. 吸い物の中で、箸を洗ってはいけない。
  13. 箸先をかじらない。
  14. 箸を持ったまま、おかわりをしない。
    おかわりをしたご飯を、すぐ食べない。
  15. 箸を振り回さない。
  16. ご飯に、箸を突き刺さない。
  17. 箸を使って、口の中いっぱいに食事を押し込まない。
  18. 箸を握らない。
  19. 拝むように、両手で箸を挟まない。
  20. 箸先を、なめない。
  21. 器に口をつけたまま、料理を箸でかき込まない。
  22. 大皿の料理を、自分の箸で取らない。
  23. 箸を、つまようじの代わりにしない。
  24. 2人一緒に、同じ器の料理を挟まない。
  25. 素材の異なる箸を、使ってはいけない。
  26. 箸を持ったまま、他の器を持たない。
  27. 箸を、スプーンのようには使わない。
  28. 割り箸の木くずを取るために、箸をこすり合わせない。
  29. 口や器を使って、箸の先を揃えない。
  30. 箸を、ナイフとフォークのようには使わない。

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