執筆者:水口貴博

犬の気持ちを理解しながら育てる30の方法

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首輪に連絡先を書いた迷子札をつけておけば、迷子になっても怖くない。

首輪に連絡先を書いた迷子札をつけておけば、迷子になっても怖くない。 | 犬の気持ちを理解しながら育てる30の方法

ふと油断した隙に、リードが手から離れ、犬が逃げてしまうことがあります。

気をつけているつもりでも、やはり気持ちが緩んで、手からリードが離れることもあるでしょう。

いつもリードがつながれているので、自由に動けるようになった反動で、犬はとても興奮します。

「やった! どこか遠くへ行ってやろう」

そのまま走って、どこか遠くへ走って逃げてしまうことも少なくありません。

追いかけて捕まえようにも、犬は走るのが早いので見失ってしまい、そのまま行方不明になってしまうことがあります。

普段からきちんと首輪をつけ、首輪には犬の名前や飼い主の連絡先などを明記した「迷子札」をつけておくようにしましょう。

首輪をつけていれば、どこかで飼っている犬だとわかり、野良犬と間違われることはありません。

どこかで見つけて拾った人が、首輪に書いてある迷子札の連絡先に連絡して、見つかりやすくなります。

迷子札をつけるという小さな手間で、万が一の犬のリスクを、減少させることができるのです。

犬の気持ちを理解しながら育てる方法(18)
  • 万が一、逃げても連絡先がわかるように、首輪に迷子札をつけておく。
よく噛んで食べさせるのを、強要しないようにする。

犬の気持ちを理解しながら育てる30の方法

  1. 犬が素早く動くものに反応してしまうのは、野生だったころの名残。
  2. 犬同士にも相性がある。
  3. 痛みでしつけようとすると、犬から嫌われる。
  4. 広いハウスより、狭いハウスのほうが、落ち着く。
  5. 実は、犬も夢を見る。
  6. 犬は色を見分けるのが、大の苦手。
  7. 先住犬がいる家で、新しく犬を飼うときの注意ポイント。
  8. なぜ犬は、飼い主に叱られたときほど大きなあくびをするのか。
  9. 大はしゃぎする犬を、おとなしくしつける方法。
  10. 猫は、舌の上で水をすくって飲む。
    犬は、舌の裏で水をすくって飲む。
  11. 犬用のお洋服は、単なるおしゃれだけではなかった。
  12. 「褒める量」より「叱る量」のほうが多くなっていませんか。
  13. いきなり登場したハウスに、なかなかなじんでくれないときの対処。
  14. いくらおなかがすいているとはいえ、拾い食いはやめさせる。
  15. 道端の草は、衛生的によくないので食べさせないほうがいい。
  16. 餌をやるのが楽とはいえ、出したままにするのはやめたほうがいい。
  17. なぜか自分からリードを噛み切って、飼い主のもとを離れたがる犬の気持ち。
  18. 首輪に連絡先を書いた迷子札をつけておけば、迷子になっても怖くない。
  19. よく噛んで食べさせるのを、強要しないようにする。
  20. 犬は肉食。
    好きな肉にも、順番がある。
  21. 犬のマーキング行為は、存在のアピールをする重要な役目を果たす。
  22. 犬が変なポーズで寝始めたら、飼い主は大喜びしていい。
  23. 犬が本当に成長するために必要なのは、意外にも飼い主以外の人と接する機会。
  24. 飼い主が気を配る必要があるのは、生まれたばかりの子犬より、むしろ子どもたちの行動。
  25. 水口家での飼い主と犬との間にあった、暗黙の了解。
  26. 屋外で飼うなら、犬の立場になって考える必要がある。
  27. 犬のよだれは、人の汗に相当する。
  28. においを嗅ぎ回る犬は、人がニュースを確かめることに相当する。
  29. 動物病院の選び方で大切なのは、先生の思いやり。
  30. 曖昧な部分を残したほうが、犬との付き合いはうまくやっていける。

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