執筆者:水口貴博

子どもがすくすく育つ30の言葉

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「簡単だよ」

「簡単だよ」 | 子どもがすくすく育つ30の言葉

親は子どもの心を軽くさせるのが仕事です。

子どもが親に、難しいのかどうか尋ねることがあります。

「ピアノを弾くのは難しいの」

「大学に行くのは頭がよくないと入れないの?」

「外国人の友人を作るのって難しいの」

「宇宙飛行士になるのって難しいの?」

そういうときに、真面目な親なら、真剣に考えたのち正直に「難しい」と答えることでしょう。

おっと、よくありません。

たしかに難しい一面があるかもしれませんが、そういうと子どもは萎縮してしまいます。

あえて「簡単だよ」と答えるのが親の仕事です。

それは嘘ではありません。

「きちんとした努力をすれば、誰でもできるよ。決して難しいことではない」という根拠のある考えです。

「頑張ればできる」というだけですから、どれも簡単なうち。

ピアノを弾くのも、頑張ればできます。

大学も、一生懸命に勉強すれば入学できます。

外国人の友人も、とりあえず話しかければいい。

特別な才能は不要です。

「簡単」という言葉をかけることで、子どもから恐怖や不安を取り除きます。

「そうか。じゃあやってみよう」と思うようにさせます。

親は、子どものやる気を促し、心を軽くさせるのが仕事です。

子どもを励まして「やってみよう」という気にさせることが大切です。

やらないから難しく感じるだけです。

やってみれば、簡単です。

それを教えるのが親の仕事です。

子どもがすくすく育つ言葉(4)
  • 「簡単だよ」と言ってあげる。
「よく頑張ったね。
偉い!」

子どもがすくすく育つ30の言葉

  1. 「自分の好きな道を選びなさい」
  2. 「自分がされたら、どんな気持ちになる?」
  3. 「まず簡単なことから始めましょう」
  4. 「簡単だよ」
  5. 「よく頑張ったね。
    偉い!」
  6. 「後悔しない生き方をしなさい」
  7. 「(失敗したとき)いい経験をしたね」
  8. 「失敗してもいいから、全力を尽くしなさい」
  9. 「自分のことは自分でしなさい」
  10. 「愛しているよ」
  11. 「お父さんはすごいね」「お母さんはすごいね」
  12. 「いい子だね」
  13. 「人は人。
    自分は自分」
  14. 「あなたの話を聞かせて」
  15. 「それからどうなったの」
  16. 「自信がないときほど、胸を張りなさい」
  17. 子どもの名前をきちんと呼ぶ。
  18. 「将来は何がしたい?」
  19. 「よく我慢したね。
    偉い!」
  20. 「お礼を言われると、気持ちいいね」
  21. 「初めからうまくできる人はいない」
  22. 「たまには休憩もしなさい」
  23. 「もったいない」
  24. 「勉強するときは勉強する。
    遊ぶときは遊ぶ」
  25. 「楽しいね」「嬉しいね」「面白いね」
  26. 「なぜそんなことをするの」
  27. 「もう少しでうまくいくね」
  28. 「やればできる」
  29. 「はきはき話をしましょう」
  30. 「お誕生日、おめでとう」

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