執筆者:水口貴博

子どもがすくすく育つ30の言葉

17

子どもの名前をきちんと呼ぶ。

子どもの名前をきちんと呼ぶ。 | 子どもがすくすく育つ30の言葉

子どもの名前を呼ぶときに、きちんと名前を呼んでいますか。

「おい」や「お前」という呼び方は、乱暴です。

特に家族という打ち解けた仲の場合は、そういう省略した呼び方になってしまいがちです。

子どもの立場になって考えてみましょう。

「お前」という呼び方で呼ばれると「軽く見られている」「雑に扱われている」などの印象が伝わってきます。

「家族なのだからそれくらいいいだろう」

「子どもだから、軽い呼び方で十分」

「通じる言い方なら、何でもいいだろう」

つい軽く考え、子どものことを「おい」「お前」などと呼んでしまうのかもしれません。

しかし、子どもは名前を呼んでくれないと不安を感じます。

「親は、なぜ名前を呼んでくれないのだろうか。自分のことが嫌いなのかな」

自分は大切にされていないと誤解します。

小さな子どもに対して、ささいなことも軽く考えてしまいがちですが、逆です。

小さな子どもは、小さなことに敏感です。

家族同士だからこそ、きちんと名前を呼びます。

相手の名前を呼ぶのは「認める」という行為です。

「タカヒロ」と名前で呼ばれると「タカヒロ」という個人をきちんと尊重していることが感じられます。

「きちんと子どもの名前を呼ぶ」

このことができているか、自分をチェックしてみましょう。

自分たち夫婦でつけた名前ですから、愛情を持って呼びましょう。

名前をきちんと呼ぶことで「大切にしているよ」という愛情が子どもに伝わるのです。

子どもがすくすく育つ言葉(17)
  • 子どもの名前を、きちんと呼ぶ。
「将来は何がしたい?」

子どもがすくすく育つ30の言葉

  1. 「自分の好きな道を選びなさい」
  2. 「自分がされたら、どんな気持ちになる?」
  3. 「まず簡単なことから始めましょう」
  4. 「簡単だよ」
  5. 「よく頑張ったね。
    偉い!」
  6. 「後悔しない生き方をしなさい」
  7. 「(失敗したとき)いい経験をしたね」
  8. 「失敗してもいいから、全力を尽くしなさい」
  9. 「自分のことは自分でしなさい」
  10. 「愛しているよ」
  11. 「お父さんはすごいね」「お母さんはすごいね」
  12. 「いい子だね」
  13. 「人は人。
    自分は自分」
  14. 「あなたの話を聞かせて」
  15. 「それからどうなったの」
  16. 「自信がないときほど、胸を張りなさい」
  17. 子どもの名前をきちんと呼ぶ。
  18. 「将来は何がしたい?」
  19. 「よく我慢したね。
    偉い!」
  20. 「お礼を言われると、気持ちいいね」
  21. 「初めからうまくできる人はいない」
  22. 「たまには休憩もしなさい」
  23. 「もったいない」
  24. 「勉強するときは勉強する。
    遊ぶときは遊ぶ」
  25. 「楽しいね」「嬉しいね」「面白いね」
  26. 「なぜそんなことをするの」
  27. 「もう少しでうまくいくね」
  28. 「やればできる」
  29. 「はきはき話をしましょう」
  30. 「お誕生日、おめでとう」

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