執筆者:水口貴博

食事の作法とマナーの30の基本

26

みんなで食べると「仲間意識」が強くなる。

みんなで食べると「仲間意識」が強くなる。 | 食事の作法とマナーの30の基本

食事はみんなで食べると、よりおいしく感じます。

みんなで食事をするというのは「仲間意識」を強める効果があります。

人間関係を円滑にするために、みんなで食事をするのは、欠かせないことです。

会社で1人になって食事をするより、みんなで食事をするほうが仲良くなりやすいです。

みんなで食事をすることで、緊張がほぐれ、人間関係によい影響を与えます。

忘年会では、たくさんのメンバーが集まります。

たった1人の忘年会なんて、聞いたことがありません。

1年の終わりに社員のみんなで忘年会を開くことで、仕事を頑張り続けてきた「仲間意識」をさらに高める効果があるのです。

上司は忘年会には、決まってしつこく誘います。

しつこく誘うのは、酒を飲ませようとするためではありません。

仲良くなりたいからです。

職場では、仕事をしなければなりませんから、羽目を外すことはできません。

部下たちとなかなか仲良くなるチャンスがないのです。

上司は、寂しがっています。

そこで、忘年会には喜んでやってくるのです。

みんなが1つの輪になり、食事をすると、仲間意識が強くなるのです。

今まで見ることのなかった上司のプライベートも、うかがうことができるかもしれません。

みんなで食べるというのは、そのくらい大切なことなのです。

今、家族全員がそろって食事をする家庭が少なくなってきています。

家族と一緒に食事をしないのが健康的でないのは、栄養面を心配しているからではありません。

家族との仲間意識が、弱くなってしまうからです。

家族の一員として、毎日みんなで食事をするというのは「家族の結束」を強くするために大切な習慣なのです。

私の場合、デートに誘うときは、いつも食事から誘います。

食事からが一番誘いやすいし、一番仲良くなりやすいのです。

おいしい食事を食べながらの会話は、自然と盛り上がります。

自然と仲良くなるのです。

食事の作法とマナーの基本(26)
  • みんなと食事して「仲間意識」を強める。
1人での食事は「自立心」を高める。

食事の作法とマナーの30の基本

  1. 「いただきます」と「ごちそうさま」が、一番大切な食事のマナー。
  2. 「いただきます」とは「命をいただきます」という意味。
  3. 作ってくださった方にも「食事をいただきます」と感謝する。
  4. 外食では、食事を楽しむだけでなく、雰囲気も楽しむことが大切。
  5. 外食では、食べるだけでなく「サービス精神」を勉強できる。
  6. 食事をするときには「くちゃくちゃ」と音を立てない。
    「もぐもぐ」にすればいい。
  7. レストランで、大声で話すお客さまは、嫌われる。
  8. 食べ放題で、下心を出し放題にしない。
  9. 食事が済んだら、しっかり椅子を戻す。
  10. 食事を楽しむのは、味だけでなく、器でも楽しむ。
  11. 食事がまずくても「まずい」とだけは言わない。
  12. 誰かと一緒に食事をするときは、自分任せのスピードで食事をしない。
  13. 食事中には、貧乏ゆすりは禁物。
  14. 「おいしかった」ほど、嬉しい褒め言葉はない。
  15. つい長居してしまう、人気のコーヒーショップによく見られる特徴とは。
  16. 「お金を払ってやる」ではなく「お金を払わせていただく」という人が、かっこいい人。
  17. オーダーするときには、メニューばかりを見ない。
    店員の顔を見て、オーダーすることが大切。
  18. オーダーの際は、友人の分までオーダーできるとかっこいい。
  19. 無理をしてまで、全部食べなくてもいい。
  20. 明るい話こそが、食事をもっとおいしくさせる。
  21. 食べ方がわからないときには「教えてください」と聞ける人が、かっこいい。
  22. 友人との食事中には、ちらちら時計を見ない。
  23. 食事中に肘をつかない。
    手首をテーブルに乗せればいい。
  24. 携帯電話の音が、食事中の雰囲気を壊してしまう。
  25. 出てきた料理は、すぐ食べ始めるのがマナー。
  26. みんなで食べると「仲間意識」が強くなる。
  27. 1人での食事は「自立心」を高める。
  28. おいしく食事を味わうには、よく噛んで食べればいい。
  29. 食事を組み合わせることで、メニューにはない食事を楽しめる。
  30. 学校の給食は、私たちの食事の原点だ。

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