執筆者:水口貴博

仕事を同時に進行する30の方法

10

英語の達人は「ながら勉強」の達人だった。

英語の達人は「ながら勉強」の達人だった。 | 仕事を同時に進行する30の方法

英語の達人は、ながら勉強を究めた達人と言っても過言ではありません。

限られた時間の中で成績を上げることができるのは、センスの問題ではありません。

「どれだけ複数の勉強を一度に行うか」です。

私はその事実を、アメリカ留学経験から学びました。

英語と一言で言っても、大きく分けて4つの分野があります。

  1. リーディング(読む)
  1. リスニング(聞く)
  1. スピーキング(話す)
  1. ライティング(書く)

英語の達人は、これらすべてをマスターしています。

一般的な人は、これらの分野を別々で勉強します。

リーディングを1時間勉強して、次に英語のリスニングを1時間聴いて、スピーキングを1時間勉強後、ライティングを1時間です。

単純に考えると、合計4時間かかりますね。

英語の勉強はうんざりします。

この膨大な勉強量に、私たちは「もう嫌だ!」と言って、教科書を投げ出したくなります。

英語で高得点を取る英語の達人は、もはや才能の問題ではないかとさえ疑ってしまいます。

しかし、違います。

私がアメリカ留学中に、数多くの英語の達人に出会いました。

短時間で急激に英語をマスターした達人の勉強法を教えてもらうと、意外な勉強法をしていました。

すなわち「ながら勉強」です。

英語の達人は、別々で勉強しません。

まとめて勉強します。

英語の達人は、英語を聞きながら、読み上げられる英語のテキストを目で追い、口を動かしてスピーキングします。

つまり、リスニング・リーディング・スピーキングを、一度にまとめて行っています。

これを1時間続ければ、本来3時間かかる勉強が、1時間で済みます。

もちろんこれにライティングを加えれば、さらに効果的なのは言うまでもありません。

また気分転換にウォーキングをするときも違います。

ウォーキングをしながら、イヤホンをして英語を聞きながら、スピーキングで発音します。

これでウォーキングと英語のリスニング・スピーキングを一度に行えます。

この勉強法を続ければ、短時間で急激に成績が向上するのも納得です。

仕事を同時に進行する方法(10)
  • リスニング・リーディング・スピーキングを、一度にする。
単調な仕事ほど、徹底的に定期処理を行わせる。

仕事を同時に進行する30の方法

  1. 「ゆっくりした時間」を作るために「忙しさ」を受け入れよう。
  2. 「待ち時間」の発生する仕事が狙い目。
  3. 待ち合わせ場所は「わかりやすい場所が最適」とは限らない。
  4. 並行生活の基本は、体のパーツの組み合わせから始まる。
  5. イヤホンなくして「並行生活」は語れない。
  6. 耳は、目より疲れにくい。
  7. あなたの両手両足は、退屈していませんか。
  8. 待ち時間は、いくらでも重ねることができる。
  9. 道具を買うときには、仕事が減る道具かどうかを基準にする。
  10. 英語の達人は「ながら勉強」の達人だった。
  11. 単調な仕事ほど、徹底的に定期処理を行わせる。
  12. 移動時間を無駄にしない。
  13. 家族旅行のある家庭は、親子関係がいい。
  14. 集中力を必要とする勉強のときには、テレビや音楽は不要。
  15. 食事をしながらミーティングを開けば、話がまとまりやすくなる。
  16. 自分の仕事を、ほかの誰かにお願いする。
  17. 体験に勝る勉強はない。
  18. 長時間待たされる仕事は、睡眠時間を利用しよう。
  19. トイレの時間を、夢を再確認する時間にする。
  20. 食べ歩きには、3つの得がある。
  21. 親子でする犬の散歩は、親と子の「かすがい」になる。
  22. 落ち込んでいるときこそ、反省するベストタイミング。
  23. 今の気持ちに素直に従うとき、行動力を一番発揮する。
  24. 勉強ができ、人の役に立ち、人脈やお金も得ることができる。
    それが仕事だ。
  25. 同窓会と合コンを、同時に開く。
  26. 寝ている間に見た夢を無駄にしない。
  27. 行動しながら考えれば、夢が実現しやすくなる。
  28. 生徒より先生になるほうが、勉強に身が入る。
  29. 先生になるなら、友人の前より親の前がいい。
  30. 値段の高いものを選んだほうが、元を取りやすい。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION