執筆者:水口貴博

尊敬される父親になる30の条件

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父は言葉で指導しない。行動で指導する。

父は言葉で指導しない。行動で指導する。 | 尊敬される父親になる30の条件

父親の威厳は、寡黙になるほど出てきます。

ただし、寡黙になるだけでは不十分です。

寡黙になると同時に、行動の量を増やすことが必要です。

口数が少なくなれば、どう子どもを教育していくのかという疑問が湧くのではないでしょうか。

言葉ではなく行動で指導するのです。

「有言実行」という言葉があります。

口にしたことを、実際に実行する意味です。

もちろん有言実行でもいいのですが、当たり前なのです。

尊敬される父親になるためには、さらにレベルを上げて「不言実行」を心がけましょう。

何も言わず、行動を通して表現するほうが、威厳を感じます。

父の威厳は、何も言わずしてしっかり実行をするときに感じます。

「口先だけではないのだ」と、子どもはしっかり感じ取るからです。

「勉強をしなさい」という父親が、勉強をしていなければ、子どもはどう感じるでしょうか。

「勉強していない親に言われたくないよ」と思いますね。

挨拶をしない親に「挨拶をしろ」と言われても、説得力がありません。

親が見せていくのです。

父親が新聞を読んだり、本を読んだりしている姿を見れば、子どもも自然と勉強するようになります。

親が挨拶をしていれば、子どもも挨拶をするようになります。

子どもは、親のしていることを真似したがるものなのです。

ほかに手本がいませんから「親のしていることは間違いない」という認識があります。

勉強する親の子どもは、必ず勉強するようになるのです。

尊敬される父親になる条件(10)
  • 言葉ではなく、行動で指導する。
「家族のために働いている」と、言ってはいけない。

尊敬される父親になる30の条件

  1. 教育される側になるほうが、尊敬できる父親が見える。
  2. 母のことを大切にしている父親を見て、子は育つ。
  3. 「熱心に教える姿勢」と「放任できる姿勢」は、セットである。
  4. 命令で育ててはいけない。
    アドバイスで育てること。
  5. 積極的な親からは、積極的な子が育つ。
  6. 家族旅行で、家族全体が成長する。
  7. 寡黙な父には、威厳がある。
  8. 感謝のできない父親は失格。
  9. 「優しさ」と「怒り」は、同じ愛の表現である。
  10. 父は言葉で指導しない。
    行動で指導する。
  11. 「家族のために働いている」と、言ってはいけない。
  12. 仕事で帰りが遅くなっても、家族の記念日には早く帰ること。
  13. 子育てにも「守破離」がある。
  14. 親に反抗する子どもを、喜ばないといけない。
  15. 「親離れ」だけではない。
    親も「子離れ」をしないといけない。
  16. 父が子にできることといえば、父としての手本を見せること。
  17. 子どもが遠くに離れても、目には見えない糸でつながっている。
  18. 子どもが間違っても、怒鳴らない父になる。
  19. 教育は、怒鳴ることではない。
    叱ることである。
  20. 疲れがたまった休日は、家族で温泉に出かけよう。
  21. 妻に子育てを任せている家庭は、うまくいかない。
  22. 車の運転の仕方に、父の本性が現れる。
  23. 父は、妻をけなしてはいけない。
  24. 褒めるお父さんが、尊敬される。
  25. 子育てをする親は、調教師と似ている。
  26. 褒める教育ができない理由は、自分と両親との過去にある。
  27. 尊敬される父は「頑張れ!」とは言わない。
    「楽しんで!」と応援する。
  28. 子どもに好きなことをやらせよう。
  29. 子どもから嫌われることが、父親の仕事。
  30. 子どもを手放せる親こそ、本当に愛の深い親。

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