執筆者:水口貴博

心に残るプレゼントをする30の方法

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プレゼントに、手紙を添えなければ、贈る意味はない。

プレゼントに、手紙を添えなければ、贈る意味はない。 | 心に残るプレゼントをする30の方法

本当に喜ばれるプレゼントは、物の大小ではありません。

金額の大小でもありません。

気持ちの大小が問題です。

その事実がわかると、次第にプレゼントを贈るときには、どうすればいいかわかります。

贈り物に、手紙を1通添えることです。

「え? たったこれだけ」と思うでしょう。

たったこれだけで、プレゼントの輝きが一気に増します。

あなたがいつも贈るプレゼントに、手紙を添えるだけでいいのです。

誕生日プレゼント、お歳暮、感謝の贈り物など、プレゼントの種類は関係ありません。

どんな贈り物も、手紙という気持ちが添えられてこそ、本当のプレゼントです。

プレゼントは英語で「伝える。贈る」という意味があります。

何を贈るのかというと、物ではなく、気持ちなのです。

人の心に残る印象的なプレゼントは、実は物より、気持ちです。

私は学生時代、母から仕送りを受けていました。

米やら洋服やらと、さまざまでした。

一番印象に残っているのは、いつも贈り物に添えられている母からの手紙でした。

箱を開けると、お米、お菓子、生活用品など、さまざまな物が入っていますが、いつも決まって手紙も入っていました。

私はいつも、箱を開けることより、手紙の封を切るほうがどきどきしていました。

手紙に限っては、精神的な気持ちの塊であり、深呼吸が必要になるのです。

母はいつも贈り物には、必ず1通の手紙を添えて贈ることが習慣になっています。

素晴らしい習慣だと思います。

私もいつのころからか、母のように、プレゼントには必ず手紙を添えるようになりました。

必ずそうしなさいと子どものころから教わったわけではありません。

手紙の添えられたプレゼントは嬉しいため、いつの間にか真似をして手紙を添えるようになりました。

むしろ手紙のないプレゼントは意味がない、といっても過言ではありません。

単なる物を突然贈られても「急になに?」と思います。

告白するときの手紙を、無言で手渡しされているような、異様な雰囲気があります。

手紙があるからこそ、物が輝き、気持ちが伝わってきます。

心に残るプレゼントをする方法(4)
  • プレゼントには、必ず手紙を添える。
誕生日の前日に、プレゼントを贈ろう。

心に残るプレゼントをする30の方法

  1. プレゼントは、ものを贈るのではない。
    気持ちを贈るのだ。
  2. 贈る物の大きさは問題ではない。
    贈る気持ちの大きさである。
  3. 気持ちは、お金に勝る。
  4. プレゼントに、手紙を添えなければ、贈る意味はない。
  5. 誕生日の前日に、プレゼントを贈ろう。
  6. 発送予約を利用すれば、忘れることはない。
  7. プレゼントの基本は、直接手渡し。
    これだけで、十分に嬉しい。
  8. プレゼントが恥ずかしくない人はいない。
    恥ずかしいときこそ直接手渡そう。
  9. 歌を贈るというプレゼント。
  10. 残らない贈り物が、心に残る。
  11. 本を読まない人も、プレゼントされれば読むようになる。
  12. 花は、誰もが喜ぶすてきなプレゼント。
  13. プレゼントは、受け取る側にもマナーがある。
  14. 抽象的な感謝を言っていませんか。
    1つでいいから、具体的に感謝すること。
  15. 値札の付いたままのプレゼントは、夢から覚めてしまう。
  16. 物質的なプレゼントは、部屋を狭くさせる。
    精神的なプレゼントは、心を広くさせる。
  17. 気の進まないときには、プレゼントをしない。
  18. 突然渡すプレゼントには、驚きと感動がある。
  19. 値段の高くないものを贈るほうが、お返しがしやすくなる。
  20. プレゼントを渡すときには、2人きりになろう。
  21. 2人っきりになるために、早めに登校する。
  22. 自分で勝手に記念日を作る。
  23. たくさんの記念日は、カレンダーに書き込めばいい。
  24. 感動した体験話は、立派なプレゼントになる。
  25. 体験談は、人生を変えるプレゼントになる。
  26. プレゼントは、朝がベストタイム。
  27. 肩を揉んで、癒しをプレゼント。
  28. プレゼントをする人が、プレゼントをされる。
  29. 普段、恥ずかしくて言えない言葉は、プレゼントのタイミングで伝えよう。
  30. 最高のプレゼントとは、泣かせることができるプレゼント。

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