執筆者:水口貴博

大きなことを成し遂げる30の方法

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大喜びをするのは、普段から嫌いなことをしているから。

大喜びをするのは、普段から嫌いなことをしているから。 | 大きなことを成し遂げる30の方法

私はHAPPY LIFESTYLEを作っていて、大喜びをほとんどしたことがありませんでした。

喜ぶときといえば、お客さまから感謝のお手紙をいただいたときくらいです。

「ありがとうございます。ためになります」というお便りは、本当に嬉しくて、何度も読み返してしまいます。

一方、サイトを作ったときや、本を書き終わったときには、それなりに喜ぶことはあっても「大喜び」まではいきません。

「よし! できた」と、軽い達成感を味わう程度です。

「え? じゃあ、嬉しくないの?」と言われそうですが、逆です。

普段から嬉しいことをしているので、とりわけ大喜びをすることがないのです。

普段からサイトを作ったり、本を書いていたりする時間が、すでに喜びです。

「書けたこと」が嬉しいのではなく「書いていること」が嬉しいのです。

毎日喜んでいるので、特に喜びの感情が湧き出るほど、ストレスもたまっていません。

好きなことばかりをしているため、毎日が嬉しくて喜びなのです。

大喜びは、我慢をしてきた人が、ようやく達成できたときに自然と出る動きです。

つらいけど我慢に我慢を重ね、ようやく乗り越えて達成できたときに感じることです。

大学受験が良い例です。

大学受験で合格したときに大喜びができるのは「合格した」という喜びだけではありません。

勉強という苦しみからやっと解放されたという嬉しさがこみ上げてくるからです。

嫌いなことを長期間にわたって我慢しているため、解放されたとき、飛び上がるほど喜んでしまうのです。

「やった。つらい受験勉強からやっと解放される」と思い、大喜びしてしまいます。

普段から喜ぶことがないので、我慢から解放されたとき、大きく喜んでしまうのです。

もし、勉強好きの人なら、合格したときだけでなく、勉強の最中から、喜んでいます。

テストの結果ができたときだけでなく、勉強そのものに喜びを感じるはずです。

走りきったときにだけ、大喜びをするのではなく、走ることそのものを喜びにすればいいのです。

ゴールだけを喜びにするのではなく、プロセスそのものを喜びにしましょう。

大きなことを成し遂げる方法(21)
  • ゴールではなくプロセスを、喜びにする。
批判をするばかりでは、何の解決にもならない。
自分ができることから、始めよう。

大きなことを成し遂げる30の方法

  1. 100冊書いて、私は確信した。
  2. 勉強をしてから始めない。
    始めながら勉強をする。
  3. 何をしたいのかがわからないと、何をすればいいのかもわからない。
  4. 目的は「わくわくすること」を設定しよう。
  5. 100点を目指さなかったから、うまくいった。
  6. お金がなければ、知恵を出せ!
  7. クレーマーとは、無償の支援者。
  8. クレームや批判は、客観的な側面を知るきっかけになる。
  9. 中傷をしない。
    褒めることで話をする。
  10. 睡眠を軽く考えない。
    十分に寝ることが、成功への第一歩。
  11. 自分でなくてもできることは、お願いする。
    自分しかできないことに、集中する。
  12. 徹底的な自動化は、成功への近道。
  13. さまざまなジャンルの本を読むことは、心の栄養になるだけでなく、視野も広げてくれる。
  14. 継続は力なり。
    しかし、継続にも力が必要。
  15. おみくじは、大吉が当たるまで何度も引けばいい。
  16. 私に聞かれてもわからない。
    実際に体験すれば、すぐわかる。
  17. 言葉の力は強い。
    人生さえも変えてしまう力がある。
  18. 即興が、一番熱くて面白い。
    下書きをしすぎると、説明書のようになってしまう。
  19. 思い立ったらすぐ行動。
    実践に勝る勉強はない。
  20. 人との出会いが、一番嬉しかった。
  21. 大喜びをするのは、普段から嫌いなことをしているから。
  22. 批判をするばかりでは、何の解決にもならない。
    自分ができることから、始めよう。
  23. 仕事をしながらのおかげで、たくさんの経験ができた。
  24. 大好きなことほど、しすぎないように気をつけよう。
  25. 気分転換で、生活に栄養を与えよう。
  26. 100冊中の99冊は、自分の部屋以外で書いた。
  27. テレビをオフにすると、自分の時間が増える。
  28. 家族関係は、人生の土台である。
    見えないところで支えている存在。
  29. 私は自分の人生に、意味が欲しかった。
  30. 100冊目を書き終えたときに感じたことは、感動ではなかった。
    感謝だった。

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