執筆者:水口貴博

生活を豊かにする30のマナー

10

名残惜しさは、振り返ることで表現できる。

名残惜しさは、振り返ることで表現できる。 | 生活を豊かにする30のマナー

「わざわざ遊びに来てくれて、ありがとう」

「またいつでも遊びにきてね」

「またね、バイバイ」

友人の家に遊びに行ったときには、見送ってくれることがあります。

わざわざ玄関まで足を運んでくれ、最後まで見送ってくれると、嬉しいものです。

見送る側はいいのですが、見送られる側には、こんなときにもちょっとしたマナーがあります。

「一度は振り返る」というマナーです。

これがあるかないかによって、印象が大きく変わります。

振り返ることは「名残惜しさ」を具体的に表現するしぐさです。

「本当はもっと一緒にいたい」

「もう少しお話をしたい」

言葉には出して言えない名残惜しさは、見送りに一度振り返ることで表現できます。

「バイバイ」と言って、一度も振り返らずにそそくさと行ってしまうと、不安になります。

「一度も振り返ってくれないなんて、本当は早く帰りたかったのかな」

「疲れているのかな」

「なんかおかしなことしたかな」

「嫌われたかな」

何だか後味が悪くなりますよね。

いろいろと考えてしまいますが、どれもあまりよいことではありません。

一度も振り返らずに帰ってしまうと、後味が悪くなってしまうのです。

振り返るマナーを大切にすると、別れの後味がよくなるのです。

生活を豊かにするマナー(10)
  • 見送りに、一度は振り返る。
靴下が下がっている人は、品も下がる。

生活を豊かにする30のマナー

  1. マナーは、自分のため、相手のため、文化を楽しむためにある。
  2. 洗面台を濡らしたままで、トイレから出ない。
  3. 偉そうな人は、エレベーターのボタンを押さない。
  4. 平気で人の服の上に、座らないよう気をつけよう。
  5. 足を組むとだらけてしまう。
    食事中の足組みはしない。
  6. 年齢を聞くと、せっかくの出会いが台無しになる。
  7. 靴下は、穴が開いてからでは遅い。
    あく前に、取り換えること。
  8. 腕組みをやめるだけで、あなたの印象がよくなる。
  9. 両腕を広げて話をしている姿は「肯定」「受け入れ」のサイン。
  10. 名残惜しさは、振り返ることで表現できる。
  11. 靴下が下がっている人は、品も下がる。
  12. 後ろにも注意できる人は、素晴らしい。
  13. ガムを噛むときは、くちゃくちゃではなく、もぐもぐ。
  14. ズボンのポケット、はみ出ているとかっこ悪い。
  15. あなたの口元「へ」の字になっていませんか。
  16. 騒ぎやすくなる団体のときは、声の大きさに注意。
  17. 挨拶は、テンションを上げるための準備体操。
  18. 「要するに」ではなく「たとえば」を使って、話をしよう。
  19. 「実は私も、こういう経験がある」
  20. 他人に言いたい言葉は、まず自分に言い聞かせよう。
  21. 相手の荷物から先に運ぼう。
  22. 食事中は、お手洗いにいかない。
  23. 食事の取り分けをしない人は、実は甘えん坊だった。
  24. 相手のために行動することを、難しく考えすぎない。
  25. 明るい表情は、お守りの役目を果たす。
  26. 長話をして、できたての料理を冷まさせていませんか。
  27. ネクタイを緩めて、かっこいいと勘違いしない。
  28. 言葉を曖昧にする癖をやめよう。
  29. 知ったかぶりをやめると、友人が増える。
  30. 逆から見る習慣は、あなたに大きな恩恵をもたらす。

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