公開日:2024年1月23日
執筆者:水口貴博

問題解決力を高める30の方法

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解決法が複数ある場合は、メリット・デメリットも書き出そう。

解決法が複数ある場合は、メリット・デメリットも書き出そう。 | 問題解決力を高める30の方法

トラブルの解決法が複数見つかることがあります。

そんなときは、メリットとデメリットを書き出すようにしてください。

書き方は箇条書きでOKです。

どんな解決策も、メリットだけということはありません。

大なり小なり、デメリットもあるはずです。

「何となくこちらのほうがいいかな」と適当な感覚で決めると、ろくなことになりません。

後から「やっぱりこっちのほうが良かった」と悔やむことになります。

メリットにもさまざまな内容があります。

「手間が小さい」「費用が手頃」「3日以外に完了できる」「示談で済ませられる」「確実に解決できる見込みがある」などなど。

一方、デメリットの内容もさまざまです。

「1週間以上かかる」「最低でも5万円はかかる」「長い移動が必要」「解決できる可能性が不明」「保証人が必要」などなど。

見落としがあってはいけません。

大きなものはもちろん、小さなものも漏らさず書き出しましょう。

小さなものであっても、留意しておく必要があります。

自分にとって重要なメリットもあれば、致命的なデメリットもあるでしょう。

きちんと書き出すからこそわかることです。

視覚化させると「意外と重要」と気づくこともあれば、逆に「さほど大したことではない」と気づくこともあります。

頭の中で考えるだけだと、妄想が膨らみがちです。

紙に書き出してみると、客観的な視点で確認ができ、気づかされることが少なくありません。

時間や費用がかかるなら、どのくらいかかるのか、できるだけ正確に書き出しましょう。

正確にわからないなら、わかる範囲で書き出します。

「7日から10日」「5万円から7万円」といった幅を持たせた書き方が良いでしょう。

メリットとデメリットを書き出すと、いろいろなことが見えてきます。

冷静に比較できるようになり、どの解決策がベストなのか、おのずと正しい選択肢が見えてくるのです。

問題解決力を高める方法(8)
  • 解決策が複数ある場合は、それぞれのメリット・デメリットを書き出す。
ゲームとして考えると、問題解決力が格段に高まる。

問題解決力を高める30の方法

  1. 問題解決力のある人は「できない理由」ではなく「できる理由」を述べる。
  2. 「どうせ解決できない」と考えるのではない。
    「どうすれば解決できるか」と考えるのだ。
  3. 問題解決は、消極的になっていると、うまくいかない。
  4. トラブルのときも「ご褒美作戦」が効果的。
  5. 「終わった」なんて言わないこと。
  6. 複雑な問題は、紙に書いて整理すれば、シンプルになる。
  7. 解決できる問題か、解決できない問題か。
  8. 解決法が複数ある場合は、メリット・デメリットも書き出そう。
  9. ゲームとして考えると、問題解決力が格段に高まる。
  10. 定石ばかりでは、面白くない。
  11. 解決できない方法にも目を向ける。
  12. 原因がわからなくても、あれこれ試してみることが大切。
  13. 大きな問題を、細切れ時間で解決するのは難しい。
  14. 「くだらないトラブル」という言い方は、やめておくほうが良い。
  15. 考えすぎるタイプは、問題解決も遅くなる。
  16. トラブルは、テンションを上げて立ち向かうのが良い。
  17. 時にはカフェインに頼ってみるのも悪くない。
  18. 過去に解決できなかったトラブルが起こったとき、どうするか。
  19. 着替えには、問題解決力を高める効果がある。
  20. 同じトラブルが繰り返されるのは、悪い習慣が原因。
  21. 待機する必要があるときは、待機するのが仕事。
  22. どれだけトラブルの愚痴を言ったところで、解決はしない。
  23. 実行に移す前の再確認が重要。
  24. 計画どおりにいかなくても、驚かない、慌てない、腹を立てない。
  25. 解決不可能だからといって、自暴自棄になってはいけない。
  26. 「あっさり解決した」というのは「やるべきことをやった」ということだ。
  27. 時間や資金の余裕がなくて着手できないとき、どうするか。
  28. 問題を解決できているのに、それ以上心配しても仕方がない。
  29. 問題が長引いているのは、中途半端な対応が原因ではないのか。
  30. 時間を気にしない生活も、素晴らしい。

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