執筆者:水口貴博

騙されないで生きていくための30の方法

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情報弱者は、詐欺師のカモになりやすい。

情報弱者は、詐欺師のカモになりやすい。 | 騙されないで生きていくための30の方法

詐欺被害者には、高齢者が目立ちます。

高齢者は、若者より資金を持っているケースも多いため、なおさら詐欺師のターゲットになりやすい。

高齢者が被害に遭いやすい原因の1つとして「情報に弱いこと」が挙げられます。

高齢者は、パソコンやスマートフォンといった情報通信機器を十分使いこなせない人が目立ちます。

情報にアクセスできないと、テレビや新聞だけの情報が頼りになり、情報源が限られてしまいます。

現代は情報化社会です。

情報通信機器を使いこなせないと、知りたい情報にアクセスできず、わからないままになります。

何でも聞いた情報をうのみにしてしまう傾向が強くなります。

情報に弱くなる、つまり「情報弱者」になってしまうのです。

知りたい情報があっても、アプローチすることができないと解決できません。

情報弱者は、自分で情報を調べることができないため、大きな不利益を被る可能性があります。

情報リテラシーが低いと、詐欺にも騙されやすくなります。

情報社会になった今、情報通信機器を使いこなせないことがリスクと考えることです。

情報通信機器を使いこなせるようになっておく

パソコンや携帯電話を持っているだけでなく、きちんと使っていくことが大切です。

知りたい情報にアクセスできるよう、普段から使い方を身につけておくことです。

わからないことがあったとき、自分で調べることができるようになっておきましょう。

完璧に使いこなせる必要はありませんが、普通に使える程度にはなっておきたい。

検索エンジンから知りたいキーワードを入力するだけです。

自転車の運転より簡単で、車の運転より安全です。

情報通信機器を使うことで、情報を比較したり口コミを確認したりできるようになります。

複数のキーワードを組み合わせれば、より深い情報にもアクセスできます。

能動的に調べたことは意識が向くため、記憶にも残りやすくなります。

拒むだけでは、情報に弱くなる一方

「今さら使い方を身につけても仕方ない」と思わないことです。

拒んでいると、ますます情報に弱くなる一方です。

情報に弱くなるだけでなく、時代からも取り残されてしまいます。

年齢を重ねるにつれて、重い腰が上がりにくくなるものですが、自分にむちを打つことも必要です。

情報強者になる必要はありませんが、せめて情報弱者からは抜け出しましょう。

情報活用能力を身につけ、情報力を高めましょう。

情報通信機器を使いこなせるようになることが、トラブル対策につながるのです。

騙されないで生きていくための方法(24)
  • 情報通信機器を使いこなせるようになっておく。
世の中に完全な元本保証はない。

騙されないで生きていくための30の方法

  1. 騙されないための一番の基本。
    「おいしい話はない」と心得る。
  2. 「自分は絶対騙されない」という考え方を捨てる。
  3. 営業・セールス・勧誘は、まず疑いから入るのが得策。
  4. 「自分は大丈夫」と思う人は、被害者予備軍。
  5. 損をしたくない気持ちが強い人ほど、あっさり詐欺に引っかかる。
  6. 見栄っ張りは、騙されやすい。
  7. 騙されないためには「冷静」が不可欠。
    感情的になっているときは、重要な決断をしない。
  8. 「一発当ててやろう」と考えている人は、騙されやすくなる。
  9. 欲深い人は騙されやすい。
    お金に対する執着心は、金銭トラブルのもとになる。
  10. 「自分だけ得をしたい」と考えていないか。
    自己利益優先の人は、かえって騙されやすい。
  11. 契約内容を確認しないのは、トラブルを招くもと。
  12. 「ここだけの話」をする人は信用できない。
  13. 「稼ぎ方を教えます」の9割は、マルチ商法。
  14. 「おいしい話があります」と言ってくる人は、だいたい詐欺師。
  15. 自分が弱っているときは、高額の買い物をしない。
  16. 相手の不審な笑みを見逃すな。
    不審な笑みは、悪いことをたくらんでいる証拠。
  17. 旧友から久しぶりに連絡があって、お金が絡む話が出てきたときの対処。
  18. 不安をあおって売り込んでくる手法は、詐欺師の定番パターン。
  19. メリットだけ強調する商品には、何か裏がある。
  20. 偽物を見抜く目を養うには、普段から本物に触れておくことが役立つ。
  21. 営業トークをうのみにしない。
    小さなことでも自分で調べる癖をつけよう。
  22. セールスや勧誘の断り文句は「興味がありません」で十分。
  23. 限定に釣られない強さを身につける。
    大切なのは、欲しいかどうかより必要かどうか。
  24. 情報弱者は、詐欺師のカモになりやすい。
  25. 世の中に完全な元本保証はない。
  26. 大きな買い物をするときは、人に相談する癖をつける。
  27. どれだけ人の意見を聞いてもいい。
    ただし、最後は自分で決めること。
  28. 「お安くなります」という勧誘は、裏があると思っていい。
  29. 最新の詐欺情報には目を光らせておく。
  30. 万一トラブルに遭ったら、こそこそ隠さず、きちんと公表しておくのが賢明。

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