執筆者:水口貴博

心地よい睡眠の30の方法

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強がっている人ほど、風邪気味で出社する。風邪を引いてからではなく、引く前に寝よう。

強がっている人ほど、風邪気味で出社する。風邪を引いてからではなく、引く前に寝よう。 | 心地よい睡眠の30の方法

風邪の予防は、事前の対策が大切です。

会社では、風邪気味の人が「風邪気味なので早退します」と早めに帰るという光景を目にします。

しかし、そんな人に限って、次の日も思うように回復せず、会社を休みます。

あるいはマスクをして、余計に風邪をこじらせて出社してきます。

風邪を引いている人が、無理に出社しても、周りの人が迷惑します。

風邪は一度引いてしまってからでは、なかなか思うように回復せず、もう手遅れなのです。

「風邪気味」は、つまりすでに「風邪」になっていると考えることです。

一度風邪気味になってからでは、なかなか治らないからこそ、本当の風邪対策は引く前のことを意味します。

風邪のときに限ってよく寝るということは、引いてからより、引く前の日常こそしっかりしておくことが大切なのです。

風邪を引いたときには、まずなにより「いつもよりよく寝ること」で、風邪を治そうとします。

たしかに風邪にとって、睡眠はとてもよく効きます。

寝ている間に免疫力がアップし、ウイルスをやっつけてくれます。

しかし、人間は、睡眠が体によいと知っておきながら、日頃は睡眠不足でいるものです。

あげくには「昨日はあまり寝ていない」とおかしなことを自慢する人まで出てくるほどです。

まったくおかしな生き物です。

「よく寝る」ということを日頃から続けていれば、まず風邪にはなりません。

睡眠中は、免疫力が活発に働く時間であり、その時間が十分に確保されていれば、風邪菌が猛威を振るう隙などないのです。

風邪を引く人は、自己管理のできていない人であり「日常生活を見直しなさい」という体からの警笛なのです。

心地よい睡眠の方法(19)
  • 風邪になる前から、よく寝る。
差がつくのは、起きている時間より寝ている時間。

心地よい睡眠の30の方法

  1. 睡眠時間は、充電する時間であり、回復する時間。
  2. 元気のない生活は、睡眠不足が原因になっていないか。
  3. 勉強や仕事のできない人は、睡眠時間の短さを自慢する。
  4. 好循環を作り出すためには、昼間にしっかり頭と体を動かしておくこと。
  5. 「こうすればすぐ寝られる」というスタイルを作っておけばいい。
  6. 睡眠は、最高の万能薬。
  7. 寝ている間にも、大量の水分が失われる。
  8. 積極的に水を飲むと、体の調子がよくなる。
  9. 本当は睡眠時間が、長くなるように努力しないといけない。
  10. 寝る前に食べてしまうと、胃や腸に残業をさせてしまうことになる。
  11. 忙しいときほど、しっかり寝ること。
  12. 人の受ける刺激の80パーセントは、目からの視覚情報。
    疲れの原因も目によるものが多い。
  13. 表情美人は、十分な睡眠から作られる。
  14. 朝の寝起きは、目も水分不足になっている。
    目薬は、目の目覚ましにちょうどいい。
  15. 寝る前に考え事をすると、余計に寝られなくなる。
  16. 睡眠時間も人生の一部。
    人生の3分の1は、睡眠で占めている。
  17. 寝起きが気持ちいいかどうか。
    これが「睡眠」と「快眠」の違い。
  18. かっこ悪いからと、否定しない。
    時には快眠グッズも効果的。
  19. 強がっている人ほど、風邪気味で出社する。
    風邪を引いてからではなく、引く前に寝よう。
  20. 差がつくのは、起きている時間より寝ている時間。
  21. 夜中の電話が、睡眠の邪魔をする。
  22. 「睡眠時間を短くする努力」より「睡眠時間を長くする努力」をする。
  23. 本番前は、早めに寝ない。
    いつもどおりでいい。
  24. 頭を起こすことで、目が覚める。
  25. どうしても眠れないときは、開き直って本を読む。
  26. 寝室の空気の質が、睡眠にも影響を及ぼす。
  27. 不規則な生活をしているからとはいえ、頑張っている姿だとは限らない。
  28. 「夜、頑張ります」は嘘。
    頑張るのは「朝」しかできない。
  29. 「眠たい」は、睡眠不足という証拠。
    眠たければ、もっと寝たほうがいい。
  30. いつも十分に睡眠が取れている人は、大事な場面でも徹夜ができる。

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