執筆者:水口貴博

物を持たない30のシンプル生活

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自分らしい部屋にするなら、模様替えや装飾よりごみ捨て。

自分らしい部屋にするなら、模様替えや装飾よりごみ捨て。 | 物を持たない30のシンプル生活

部屋がごみたちであふれかえると、もはや自分の部屋ではなくなります。

必要のない物が部屋にたくさんあるということは、倉庫になってしまっていると同じことなのです。

「自分らしい部屋」という特集や記事をよく見かけます。

本当に自分らしい部屋にするなら、模様替えや装飾に汗を流すより、ごみを捨てることが第一です。

模様替えや装飾がいけない、と言っているのではありません。

模様替えや装飾は、部屋にあるいらない物を捨て切ってからです。

ごみを部屋に置いたままだと、いつまで経っても自分の部屋が倉庫であることに変わりはないのです。

ごみ捨てをしていくと、部屋を占拠していたものがどんどんとなくなり、それだけで自分の部屋に戻っていきます。

部屋に何もないというシンプルさは、寂しそうな印象を受けるかもしれませんが、とんでもありません。

自分にとって本当に必要な物しかおいていないということであり、本来あるべき個性が浮き彫りになっている姿なのです。

ごみを捨て最後に残った物が、本当にあなたを反映させた物です。

部屋の中には、あなたが必要としている物しか置かれていません。

これが理想的な「自分の部屋」です。

部屋にたくさんのごみがあるのは、ごみと一緒に「同居」している人です。

それでは自分だけの部屋ではなく、ごみのための部屋になってしまうのです。

「もったいない」という気持ちをいつまでも持っていると、部屋にあるごみたちをふんぞり返らせてしまうだけです。

物を持たないシンプル生活(21)
  • 模様替えや装飾より、まずはごみ捨てを第一にする。
他人に捨ててもらうと、捨てられる。

物を持たない30のシンプル生活

  1. ごみを捨てると、生活が向上する。
  2. 本人がごみだと気づいていないごみがある。
  3. 「誰かにあげることができないか」と、考えてみる。
  4. 「いつか使うかもしれない物」に限って、一生使うことはない。
  5. ほとんどの物はレンタルできる。
    個人があえて持つ必要はない。
  6. ブランドばかりをたくさん持とうとするのは、自信のなさの表れ。
  7. 物に囲まれすぎてしまうと、人間ではなくなってしまう。
  8. 一番の物だけを持てばいい。
  9. 一番の物だけは、複数持つことが許される。
  10. 整理整頓の基本は、机の上から。
  11. 「使うか使わないか」を基準に考えよう。
  12. 友人が持っている物を、わざわざ持つ必要はない。
  13. 100パーセントの収納が、100点の収納ではない。
  14. 手紙や年賀状は、捨ててもいい。
  15. 捨てるときの心の痛みは、勉強代だと考えよう。
  16. 中途半端な物は、出番も中途半端。
  17. 物を捨てないと、集中ができない。
  18. 1つが捨てられなくても、まとめてなら捨てることができる。
  19. 記念品は、心にしまう。
    わざわざ部屋に残さない。
  20. ごみ捨てをしないと、ごみが部屋の住人になってしまう。
  21. 自分らしい部屋にするなら、模様替えや装飾よりごみ捨て。
  22. 他人に捨ててもらうと、捨てられる。
  23. 自分が必要だと思い込んでいるだけ。
    なくなっても困らない。
  24. 「借りること」を前提に生活すれば、必ず部屋はすっきりする。
  25. 旅先で買えるものを、わざわざ持たない。
  26. 使わないのにもらうことは、ごみをもらっているということ。
  27. 貧乏性は、病気と言ってもいい。
  28. 新しい物を買ったら、古い物は捨てよう。
  29. 捨てる力を身につけると、置く場所と捜す時間を節約できる。
  30. 最後に残った物が、本当に必要な物。

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