執筆者:水口貴博

物を持たない30のシンプル生活

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「借りること」を前提に生活すれば、必ず部屋はすっきりする。

「借りること」を前提に生活すれば、必ず部屋はすっきりする。 | 物を持たない30のシンプル生活

シンプルな生活をするときには、できるだけ部屋にある物を少なくするように心がけましょう。

物が少ないというだけで掃除する時間が節約でき、整理整頓や片付けるという手間からも開放されます。

シンプルということは、1つの美徳なのです。

美徳であるシンプルさを手に入れるためには、まず「借りること」を前提にした生活スタイルに改めることです。

レンタルを基本にして生活していけば、部屋の物はほとんど必要ないことがわかります。

必ず、部屋はすっきりするはずです。

たとえば、テレビで放送される映画は、ビデオレンタル屋に行けばたいてい置いています。

それをわざわざ録画して個人が持っていては、部屋のスペースをとられます。

見たいときに、借りればいいだけです。

キャンプセット、スキーセット、着物、つり道具など、必要になるタイミングは、1年に数回です。

時には、年に1回すら使わない物もあります。

そうした物を、見栄を張って個人がわざわざ所有することはないのです。

「借りること」「レンタルすること」を前提に生活していれば、必要になったそのときだけ借りればいいだけのことなのです。

たいてい部屋の中にある物は、考えようによっては、借りるほうが便利です。

個人が購入するには高額ですが、使う回数は極端に少ないのです。

私がアパートで暮らしていたころ、必要な物があったときは隣に住んでいる人にその都度借りるようにしていました。

電話帳を持っていなかったので、必要になったときに借りに行っていました。

いざというときに必要な物は、たいてい誰かが持っています。

生活するときには、たくさん物を持っておくより、ご近所さんと仲良くなっておくほうが、はるかに大切です。

いざというときに助けてもらえ、必要な物を必要なときに借りることができます。

その分、自分の部屋には余分な物を置く必要がなくなるのです。

物を持たないシンプル生活(24)
  • ご近所さんと仲良くなっておく。
旅先で買えるものを、わざわざ持たない。

物を持たない30のシンプル生活

  1. ごみを捨てると、生活が向上する。
  2. 本人がごみだと気づいていないごみがある。
  3. 「誰かにあげることができないか」と、考えてみる。
  4. 「いつか使うかもしれない物」に限って、一生使うことはない。
  5. ほとんどの物はレンタルできる。
    個人があえて持つ必要はない。
  6. ブランドばかりをたくさん持とうとするのは、自信のなさの表れ。
  7. 物に囲まれすぎてしまうと、人間ではなくなってしまう。
  8. 一番の物だけを持てばいい。
  9. 一番の物だけは、複数持つことが許される。
  10. 整理整頓の基本は、机の上から。
  11. 「使うか使わないか」を基準に考えよう。
  12. 友人が持っている物を、わざわざ持つ必要はない。
  13. 100パーセントの収納が、100点の収納ではない。
  14. 手紙や年賀状は、捨ててもいい。
  15. 捨てるときの心の痛みは、勉強代だと考えよう。
  16. 中途半端な物は、出番も中途半端。
  17. 物を捨てないと、集中ができない。
  18. 1つが捨てられなくても、まとめてなら捨てることができる。
  19. 記念品は、心にしまう。
    わざわざ部屋に残さない。
  20. ごみ捨てをしないと、ごみが部屋の住人になってしまう。
  21. 自分らしい部屋にするなら、模様替えや装飾よりごみ捨て。
  22. 他人に捨ててもらうと、捨てられる。
  23. 自分が必要だと思い込んでいるだけ。
    なくなっても困らない。
  24. 「借りること」を前提に生活すれば、必ず部屋はすっきりする。
  25. 旅先で買えるものを、わざわざ持たない。
  26. 使わないのにもらうことは、ごみをもらっているということ。
  27. 貧乏性は、病気と言ってもいい。
  28. 新しい物を買ったら、古い物は捨てよう。
  29. 捨てる力を身につけると、置く場所と捜す時間を節約できる。
  30. 最後に残った物が、本当に必要な物。

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