執筆者:水口貴博

面接で好印象を与える30のテクニック

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余裕があれば、自主的に企画書を持ち込もう。

余裕があれば、自主的に企画書を持ち込もう。 | 面接で好印象を与える30のテクニック

面接で採用率を上げる、裏技があります。

実行する人はほとんどいないため、面接官の印象にしっかり残る効果もあります。

それは何か。

自主的に企画書を持ち込むことです。

出版業なら、新ジャンルの本の企画書。

小売業なら、魅力的な陳列方法の企画書。

広告業なら、商品を効果的にPRする企画書。

アパレル業なら、新キャンペーンの企画書。

金融業なら、新しい商品プランの企画書。

企画書の内容は、業界より企業に特化した内容にすると、より好印象です。

就職したい業界に合わせて、企業に貢献するような企画書を持参しましょう。

もちろん企画書とはいえ、社会を未経験ですから、初歩的な内容になるかもしれません。

面接官がすでに知っている内容になる可能性もあるでしょう。

しかし、自主的に企画書を持ち込むことで、意欲・熱意・積極性などが伝わるのは確実です。

新しい提案ができる人物というアピールもできるでしょう。

あなたにとっても、企画書の作成を通して業界研究を深める機会になります。

ただし、急に企画書を渡すのは不自然ですから、タイミングには注意しましょう。

面接の最後に聞かれる「ほかに質問はありますか」というタイミングなら、自然に企画書を渡せるはずです。

「実は本日、○○についての企画書を持参いたしました。もしよろしければ、ご覧いただけますでしょうか」

丁寧に切り出せば、採用担当者もNOとは言えないはずです。

100パーセントの採用率とは言いませんが、確実に採用率を上げる方法です。

企画書の作成に手間はかかりますが、本気で就職したければ、ぜひ挑戦してみましょう。

面接で好印象を与えるテクニック(15)
  • 余裕があれば、自主的に企画書を持ち込む。
自慢の印象を和らげるのは「○○のおかげ」という一言。

面接で好印象を与える30のテクニック

  1. 「見た目が9割」は本当か。
  2. コーポレートカラーを使った心理テクニックで、さりげなくアピール。
  3. 企業が求める人材を把握できなければ、ふさわしい受け答えができない。
  4. 面接で、ドアを開けたときの視線が重要。
  5. どんな気持ちで「よろしくお願いいたします」と言っていますか。
  6. 履歴書を面接に持参するときの注意ポイント。
  7. 自己紹介のときに、自己PRをしてはいけない。
  8. 言葉と態度が一致してこそ、説得力が生まれる。
  9. 面接は、自分を売り込む場。
    もじもじしていると、立派に聞こえない。
  10. どの企業でも嫌がられる印象。
    どの企業でも好まれる印象。
  11. どんなエピソードを交えて話すのが、最も効果的か。
  12. すぐ答えられない質問でも、すぐ相づちは打ったほうがいい。
  13. 「姿勢は美しいが、どこか不自然」という人の原因とは。
  14. 地味でも、礼儀作法がきちんとしていれば、面接官の心を動かせる。
  15. 余裕があれば、自主的に企画書を持ち込もう。
  16. 自慢の印象を和らげるのは「○○のおかげ」という一言。
  17. 内容は同じでも、紹介する順番で、印象が変わる。
  18. 第1志望であることを疑われないための3つのポイント。
  19. 真面目かどうかより、真面目な顔ができるかどうか。
  20. 聞かれてもいないのに、自分から欠点を言わない。
  21. 時事問題の知ったかぶりには、要注意。
  22. 否定や破壊的な意見より、肯定や建設的な意見。
  23. 意味のわからない返事では、コミュニケーションが成立しない。
  24. 就業意欲は、感情的ではなく、理性的に伝える。
  25. 「意欲や熱意が大切」と言うが、どうすれば伝えられるのか。
  26. 面識ができても、なれなれしくならない。
  27. 希望の勤務地を伝えると、選考では不利になるのか。
  28. 面接の練習をしたかどうかは、言わなくても伝わる。
  29. 残業を嫌がっていると誤解されない聞き方。
  30. 質問は、1つより複数のほうが、就業意欲が伝わりやすい。

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