「就職がうまくいかなかった。人生が終わった」

そう思うのは、誤解です。

20代の若者が、就職にうまくいかなかったくらいで、人生は終わりません。

たしかに就職は、人生に大きな影響を与える要因ですが、すべてではありません。

20代の最大の武器とは何か。

若さなのです。

若さは、何物にも代えがたい強力な武器です。

学歴以上の武器です。

少なくとも20代は、就職でいくら失敗しても、やり直せます。

時間があるということは、素晴らしい。

失敗しても、やり直す時間があります。

能力がなくても、能力を伸ばす時間があります。

体力も記憶力も、まだまだみなぎっているでしょう。

今は可能性が低くても、これから可能性を高めればいいのです。

それらを実現できる余地が、十分残っています。

60代や70代の人から見れば、20代の就職の失敗は、かわいらしく見えるに違いありません。

20代で、人生を決めるのは早すぎます。

不採用だとしても、まだ別の企業があります。

人生は、まだまだこれからです。

人生80年とすれば、まだ半分の半分です。

• 20代の就職の失敗は、ささいなことだと考える。