執筆者:水口貴博

集団面接の30のマナー

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質問に長々と答える人がいる。自分も長々と答えたほうがいいのか。

質問に長々と答える人がいる。自分も長々と答えたほうがいいのか。 | 集団面接の30のマナー

集団面接では、問われた質問に、長々と答える人がいます。

3分や5分くらい時間をかけて話す人です。

時間をかけて話す人がいると「自分も同じくらい話さなければいけないのか」と、焦ってくるでしょう。

やはりたくさん話している分だけ、たくさんの情報が伝えられます。

意欲や熱意もアピールできそうな気がするでしょう。

しかし、面接の返事は、長さを競うものではありません。

質問に対する回答で大切なのは、長さより、中身です。

いくら長々と話しても、中身が伴っていなければ、アピールが弱くなるでしょう。

また、長々と話すことは、一般的に嫌われる傾向があります。

人の集中力は、それほど長く続くわけではありません。

話が長くなればなるほど、要点がわかりにくくなるため、印象にも残りにくくなります。

たくさん話したところで「うんざり」という印象しか残らない場合もあり得るのです。

質問に長々と答える人がいても、流されないことです。

長すぎず短すぎず、適度な時間を心がけることが大切です。

1つの質問に答える時間の目安は、30秒から1分です。

長くても、1分30秒以下に抑えたいところです。

適度な長さで、簡潔にわかりやすく返事をしましょう。

集団面接のマナー(14)
  • 1つの質問は、30秒から1分を目安に答える。
面接官が複数人の場合、誰に向かって話せばいいのか。

集団面接の30のマナー

  1. なぜ、集団面接が行われるのか。
  2. 自分の出番は実質10分。
    あなたは10分で、自分をうまく表現できるか。
  3. 集団面接では、少し早めの到着を心がけたい。
  4. 集団面接は、競走ではない。
    大切なのは、ライバル意識より仲間意識。
  5. ほかの応募者を無視するのは、よくない。
  6. ほかの応募者から話しかけられても、気を緩めない。
  7. 集団面接は、強気で挑むことが大切。
  8. 周りのマナー違反に、流されるな。
  9. 席順に、有利・不利は関係するか。
  10. ほかの応募者は、手本であり、反面教師。
  11. 「やや大きめ」という声の目安は、個人面接と集団面接で少し異なる。
  12. 意地の張り合いをしても、自分を見失うだけ。
  13. 他人が発表しているときは、話を聞かなくていいのか。
  14. 質問に長々と答える人がいる。
    自分も長々と答えたほうがいいのか。
  15. 面接官が複数人の場合、誰に向かって話せばいいのか。
  16. 話そうとした内容を、先に言われたときの対処。
  17. 余裕があれば、異なる意見も準備しておくと安心。
  18. 秩序を乱す言動は、控えるのが賢明。
  19. 自分より立派な回答を聞いても、萎縮する必要はない。
  20. 「人は人。
    自分は自分」と割り切ることが大切。
  21. 挙手を求められたときにするべきことは1つ。
    真っ先に手を挙げること。
  22. 私たちに足りないのは、聞く練習。
  23. 他人の失敗を笑うのも、悪い態度の1つ。
  24. ほかの人の発言中は、勝手な発言をしない。
  25. 面接官や応募者を、凝視しない。
  26. 他人の意見の否定をしても、自分の印象が下がるだけ。
  27. 自分だけ質問回数が少ないのは、見込みがないからなのか。
  28. いつも集団面接で落とされるなら、基本に問題があると思っていい。
  29. 大学の授業は、集団面接の練習にうってつけ。
  30. まれにある、抜き打ちの集団面接。

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