執筆者:水口貴博

集団面接の30のマナー

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集団面接では、少し早めの到着を心がけたい。

集団面接では、少し早めの到着を心がけたい。 | 集団面接の30のマナー

個人面接の場合、企業に到着する時間は、5分前が理想です。

遅すぎず早すぎず、時間ぴたりという印象を与えます。

しかし、あらかじめ集団面接とわかっている場合は、もう少し早めの到着を心がけるといいでしょう。

心理的な余裕を作るためです。

想像してみてください。

集団面接では、応募者たちが企業に到着後、待合室でしばらく待つことになります。

集団ということは、早めに到着する人もいれば、ぎりぎりに到着する人もいるでしょう。

到着が、ほかの応募者より遅い場合、すでに差をつけられているような印象を受けるでしょう。

余分なプレッシャーを感じることになり、違和感を抱くはずです。

一方、到着がほかの応募者より早い場合、すでに一歩リードしているような余裕が生まれるでしょう。

もちろん早めに到着することで、身なりを整えたり、気持ちを落ち着かせたりする余裕もできます。

わずかな到着時間の差が、気後れと余裕の違いを生み、面接本番の緊張感に影響することがあるのです。

あらかじめ集団面接とわかっているときは、少し早めに到着を心がけたいところです。

ただし早めとはいえ、早すぎるのはよくありません。

目安としては、15分前くらいがいいでしょう。

あなたがほかの応募者を迎える形になれば、心に余裕が生まれるはずです。

集団面接のマナー(3)
  • 集団面接とわかっているときは、15分前を目安に到着する。
集団面接は、競走ではない。
大切なのは、ライバル意識より仲間意識。

集団面接の30のマナー

  1. なぜ、集団面接が行われるのか。
  2. 自分の出番は実質10分。
    あなたは10分で、自分をうまく表現できるか。
  3. 集団面接では、少し早めの到着を心がけたい。
  4. 集団面接は、競走ではない。
    大切なのは、ライバル意識より仲間意識。
  5. ほかの応募者を無視するのは、よくない。
  6. ほかの応募者から話しかけられても、気を緩めない。
  7. 集団面接は、強気で挑むことが大切。
  8. 周りのマナー違反に、流されるな。
  9. 席順に、有利・不利は関係するか。
  10. ほかの応募者は、手本であり、反面教師。
  11. 「やや大きめ」という声の目安は、個人面接と集団面接で少し異なる。
  12. 意地の張り合いをしても、自分を見失うだけ。
  13. 他人が発表しているときは、話を聞かなくていいのか。
  14. 質問に長々と答える人がいる。
    自分も長々と答えたほうがいいのか。
  15. 面接官が複数人の場合、誰に向かって話せばいいのか。
  16. 話そうとした内容を、先に言われたときの対処。
  17. 余裕があれば、異なる意見も準備しておくと安心。
  18. 秩序を乱す言動は、控えるのが賢明。
  19. 自分より立派な回答を聞いても、萎縮する必要はない。
  20. 「人は人。
    自分は自分」と割り切ることが大切。
  21. 挙手を求められたときにするべきことは1つ。
    真っ先に手を挙げること。
  22. 私たちに足りないのは、聞く練習。
  23. 他人の失敗を笑うのも、悪い態度の1つ。
  24. ほかの人の発言中は、勝手な発言をしない。
  25. 面接官や応募者を、凝視しない。
  26. 他人の意見の否定をしても、自分の印象が下がるだけ。
  27. 自分だけ質問回数が少ないのは、見込みがないからなのか。
  28. いつも集団面接で落とされるなら、基本に問題があると思っていい。
  29. 大学の授業は、集団面接の練習にうってつけ。
  30. まれにある、抜き打ちの集団面接。

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