執筆者:水口貴博

新婚夫婦が心がけたい30の心得

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夫婦間で、携帯電話を黙ってみるのは、許されるのか。

夫婦間で、携帯電話を黙ってみるのは、許されるのか。 | 新婚夫婦が心がけたい30の心得

夫婦間で、携帯電話を見る関係ですか。

夫婦は、お互いに協力し合って生きていく関係です。

結婚式のとき「いかなる困難も、2人で協力をして乗り越えます」と約束をしました。

そうした協力という意味合いから、相手のことを知るのは当然です。

携帯電話も見る意義があるのではないかと思うでしょう。

しかし、いくら夫婦でも、勝手に相手の携帯電話を見るのはよくありません。

理由は、3つあります。

「プライバシーの問題」「モラルの問題」「機密情報の問題」です。

第1は、プライバシーの侵害です。

いくら協力し合う夫婦関係とはいえ、最低限のプライバシーは必要です。

誰にでも、1つや2つ、知られたくないことがあるものです。

相手のプライバシーに関することを勝手に見るのは、いくら夫婦関係でも、のぞき魔と同じです。

堅苦しくなりますが「プライバシーの侵害」として法的手段に訴えることも可能なのです。

第2は、モラルの問題です。

メールの送り主としては、相手以外に見られることを想定していません。

メールの送り主としても、意図しない相手に見られることは不愉快に思うでしょう。

第3の問題は「機密情報の問題」です。

個人携帯を業務で使っているなら、会社の機密情報に関わることがメールに書いてあるかもしれません。

機密情報が第三者に見られることで、情報の流出につながる場合もあります。

パートナーが「見てもいいよ」と許可すればいいのではないかと思いますが、そう単純ではありません。

第三者にメールを見せるなら、送り主の許可も必要です。

送り主の許可なく勝手に見せるなら、夫婦そろって常識に欠けた人間です。

このルールは夫婦関係だけでなく、友人関係や恋人関係でも同じです。

他人の携帯電話を勝手に見るのは、要注意なのです。

新婚夫婦が心がけたい心得(19)
  • 夫婦とはいえ、勝手に相手の携帯電話を見るのはやめる。
夫婦間でパスワードの共有は、許されるのか。

新婚夫婦が心がけたい30の心得

  1. すべてを一人で抱え込まない。
    2人で協力するから夫婦。
  2. 人前と2人だけのギャップは、大きいほどいい。
  3. パートナーの好きなところをリストアップ。
  4. 夫婦で別会計にしない。
  5. 結婚をしてから、おしゃれの手を抜いていませんか。
  6. 夫婦生活の区切りとは。
  7. 結婚記念日の贈り物の目安。
  8. パートナーの親や兄弟の悪口は、言わない。
  9. 「仕事と私、どっちが大切なの?」と言われたときの答え方。
  10. 「話し合う」より「聞き合う」。
  11. 耳掃除も、夫婦の大切なコミュニケーション。
  12. 良き夫は、妻によって作られる。
    良き妻は、夫によって作られる。
  13. 意外に見落としがちな、パートナーの平熱。
  14. パートナーの平熱を、感覚として把握していますか。
  15. パートナーへの感謝は、思っているだけでは伝わらない。
  16. 夫の帰りが遅くても、起きて待っているべきか。
  17. 「独身者が羨ましい」と思ったとき、どうするか。
  18. 貯金ができても、夫婦仲が悪くなっては意味がない。
  19. 夫婦間で、携帯電話を黙ってみるのは、許されるのか。
  20. 夫婦間でパスワードの共有は、許されるのか。
  21. 明るい未来は、待つものではなく、予定するもの。
  22. 疲れているパートナーに「もっと頑張って」とは言わない。
  23. パートナーを人前でけなさない。
  24. パートナーは、褒められるのを待っている。
  25. パートナーを褒めるなら、パートナーの親の前が一番。
  26. 「一生付き合う人」としての接し方になっているか。
  27. 引っ越しは、子どもが小学校に上がる前がチャンス。
  28. どんなに言い争っても「結婚するべきではなかった」とは言わない。
  29. 「結婚してよかった」と感謝するから、結婚生活がうまくいく。
  30. 夫婦生活に、無駄な1日はない。

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