執筆者:水口貴博

70代がしておきたい30のこと

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自分が死んだ後のことを、考えておく。

自分が死んだ後のことを、考えておく。 | 70代がしておきたい30のこと

自分が死んだ後のことを、考えたことはありますか。

考えたことがないという人もいるでしょうが、70代となれば、そうもいきません。

不謹慎ですが、そろそろ自分が死んだ後のことを考えなければいけない時期に来ています。

自分が死んだ後、家族がどうなるか。

家がどうなるか。

遺産はどうなるか。

自分が死んだ後のことを考えると「生きているうちにしなければいけないこと」も、見えてきます。

たとえば、家が古くて、自分が死んだ後が心配なら、今のうちに家の補修を行っておくといいでしょう。

畳を張り替えたり、柱の補強を行ったりなどです。

家の補修ができれば、自分が死んだ後も、子どもたちは安心して家で暮らせます。

遺産のことが心配なら、今のうちに財産について考えておきます。

大きな遺産があるなら、める原因になる可能性があります。

今のうちに土地や遺産のことを、子どもたちと話し合うのもいいでしょう。

子どもたちが「必要ない」と言うなら、寄付という手段もあります。

向かい合って話しにくければ、遺書として自分の考えを残すのも、1つの方法です。

自分が死んだ後、家族の結束が心配なら、今のうちにもっと家族と接しておこうと思います。

さっそく家族旅行に出かけましょう。

自分だけでなく、子どもたちにも、貴重な思い出になるに違いありません。

自分が死んだ後のことを考えると、1つや2つ、気がかりが出てくるものです。

人生でやり残していることがあるなら、この10年のうちに、やり遂げておきます。

それを今やっておくのが、70代なのです。

「まだやることがある。まだ死ねない」とわかれば、かえって生きる力がみなぎるのです。

70代がしておきたいこと(27)
  • 自分が死んだ後の気がかりは、今のうちに解決しておく。
遺言書を書くなら、意識がはっきりしているうちがいい。

70代がしておきたい30のこと

  1. 70代は、最もラッキーな10年。
  2. 「あと10年しかない」より「まだ10年ある」と考える。
  3. 70代からやめるのではない。
    70代だからやってみる。
  4. 人生でやり残したことはありませんか。
  5. 役立たなくても、楽しければ、それでいい。
  6. これからの契約は、自分だけでは判断しない。
  7. 70代になれば、一回り大きなテレビに買い換える。
  8. 靴にお金をかけると、歩きたくなる。
  9. 親の晩年を、自分の晩年の参考にする。
  10. あなたの生き方は、いずれわが子が参考にする。
  11. 親の気持ちを理解するのも、親孝行。
  12. 新しい友人を作るのに、年齢は関係ない。
  13. 必ずしも、田舎が年配者に優しいとは限らない。
  14. 都会のほうが、年配者に優しい場合もある。
  15. かっとなりやすい年配者が増えている。
  16. 歯と寿命の深い関係。
  17. 新婚旅行をした場所へ、もう一度夫婦で行ってみませんか。
  18. 誰かと行く墓参りと、1人で行く墓参りは、まったく別物。
  19. 70代は、自分が恵まれていることに気づくとき。
  20. 満腹より、腹八分目。
  21. 新しい機械に触らないかぎり、操作は永遠に覚えられない。
  22. 人生のストレスランキングからわかること。
  23. パートナーを失ったとき、残された自分にできることは何か。
  24. 故人とは、死後も会うことができる。
  25. 病院の待ち時間の使い方が、あなたの人生を左右する。
  26. 自営業は、いつまで仕事を続けるべきか。
  27. 自分が死んだ後のことを、考えておく。
  28. 遺言書を書くなら、意識がはっきりしているうちがいい。
  29. 子どものために、遺産は本当に必要か。
  30. どんなにひどい病になっても、奇跡の回復を信じる。

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