執筆者:水口貴博

20代がしておきたい30のこと

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20代は、いかに親がすごいのか、あらためて知る時期。

20代は、いかに親がすごいのか、あらためて知る時期。 | 20代がしておきたい30のこと

10代のころは、親に偉そうなことを言っていました。

「育ててもらって当たり前」「お小遣いがあって当たり前」という状態でした。

当たり前と思うかぎり、感謝もありません。

10代は、親から育てられている立場上、親のことを軽く見やすいです。

親がいても「親」という認識が薄いです。

しかし、20代になると、親に対する感じ方が変わります。

20代は、どれだけ親がすごいのか、あらためて知る時期です。

学生生活は、一人暮らしを経験することもあるでしょう。

親からの仕送りだけが頼りになります。

足りない学費を補うためにアルバイトをするのですが、これもまた驚きます。

「こんなに働いているのに、これだけしか稼げない」という現実に驚くのです。

お金は不思議です。

稼ぐのは大変なのに、なくなるのは一瞬です。

自分が親にお小遣いをせびっていたことが、どれだけ親を苦しめていたのか、よくわかります。

学校を卒業して、社会人になれば、自分の稼いだ給料で生活しなければいけません。

見かねた親が手渡してくれるお小遣いが、ありがたく感じます。

親が神様に見えるのです。

人によっては、20代のうちに、結婚と出産を経験することもあります。

子どもを持つと、子育ての苦労を、痛切に感じます。

「自分みたいな親不孝者を、親はよく我慢して育てたものだ」と、尊敬するようになります。

10代のころに暴れて、親を困らせていた人ほど、よく反省します。

もうまったく、偉そうなことを言えなくなるのです。

20代は、本当の意味で「親」という認識が生まれる年ごろです。

20代は、本当の親子関係を築く時期です。

お父さんやお母さんの誕生日には、食事をおごりましょう。

父の日や母の日には、プレゼントを贈りましょう。

今からでも、まだ間に合います。

20代になって、ようやく本当の親子関係が始まるのです。

20代がしておきたいこと(30)
  • 親の偉大さを、あらためて感じる。
まとめ

20代がしておきたい30のこと

  1. 20代ほど、激動の10年間はない。
  2. 20代とは、30代を決める10年間。
  3. 20代は、理想と現実のギャップに驚く時期。
  4. 20代は、必ず一度は「仕事を辞めたい」と思う時期。
  5. 「仕事を辞めたい」と思ったとき、その理由が正当か、よく考える。
  6. 愚痴を言いながらも、やるべきことをきちんとやる人が偉い。
  7. 弟子入りがスムーズに進むのは、29歳まで。
  8. 何もない今だから、できることがある。
  9. 学力の本当の差がつくのは、学校を卒業してから。
  10. 学校を卒業してから、勉強が本当に楽しくなる。
  11. 「できません」ではなく「やってみます」。
  12. 20代は、お金が貯まらないのが普通。
  13. 20代は、本当の貧乏を味わう時期。
  14. 人間関係の本当の勉強は、20代から始まる。
  15. 素晴らしい人と友人になりたければ、自分が素晴らしくなければいけない。
  16. 商品やサービスを与える側になると、社会の仕組みがはっきり見えるようになる。
  17. 環境があるだけで、十分に恵まれている。
  18. 夢を聞かれて答えられなければ、その程度。
  19. 厳しいと思える20代は、実は最も優しい時期。
  20. マンネリとは、立派な成長の1つ。
  21. なぜ定年退職した人は、素晴らしいのか。
  22. 影響されすぎるのはよくないが、まったく影響されないのも問題。
  23. 不器用ほど、時間はかかれど、才能を発揮できる。
  24. あなたがどれだけ成長できるかは、腰の低さにかかっている。
  25. まだ山頂にたどり着いていないあなたは、幸せ。
  26. 20代のうちに、プロフェッショナルと呼ばれる能力を、身につける。
  27. 仕事のできる人の前では、年下でも、頭を下げて教えを求める。
  28. お酒の味を知り、お酒の怖さを知る。
  29. 20代のうちに、海外旅行を一度は経験しておきたい。
  30. 20代は、いかに親がすごいのか、あらためて知る時期。

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