執筆者:水口貴博

上手に人付き合いする30の方法

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別れ際こそ、手を抜かないことが大切。

別れ際こそ、手を抜かないことが大切。 | 上手に人付き合いする30の方法

人付き合いが上手な人は、別れ際が上手な人です。

一緒にいて楽しい時間を送ることができても、見送りのときに手を抜かれると、後味がよくありません。

一緒にいるときはずっと笑顔で楽しんでいたのに、私が車に乗ったとたん家の中に入っていかれると何だか不安になります。

「あれ、何か悪いことしたのかな。無理して付き合わせちゃったのかな。怒っているのかな。疲れているのかな」と思います。

そうなると、お礼の電話も少しかけづらくなります。

私の友人で、別れ際にとても気持ちのいいマナーの人がいます。

帰るときに、玄関口までわざわざ一緒に来てくれ、最後の最後まで見送ってくれるのです。

私が見えなくなるまでずっと見送りをしてくれると、気持ちいいのです。

剣道では「残心」という言葉があります。

残心とは、その名のとおり「心や気持ちを残す」という意味です。

別れるときも「今日は本当に楽しかったです。別れが惜しいです」という残心を残すことで、気持ちよく別れることができるのです。

上手に人付き合いする方法(8)
  • 見送りは、相手が見えなくなるまでする。
すぐお礼を伝えるのが、感動を伝えるためのコツ。

上手に人付き合いする30の方法

  1. 人付き合いを長続きさせるコツは、力みすぎないこと。
  2. 挨拶するだけで、人付き合いの運がついてくる。
  3. 一人一人にお礼をすると、感謝の気持ちが、より伝わる。
  4. 共通点を見つけることで、親近感が湧く。
  5. トラブルが、人との結びつきを強くさせる。
    絆は、よってねじれて強くなる。
  6. 時間を助ける人が、助けられる。
  7. 知らないふりをすると、どんどん話を聞くことができる。
  8. 別れ際こそ、手を抜かないことが大切。
  9. すぐお礼を伝えるのが、感動を伝えるためのコツ。
  10. 「置き手紙」が、相手の時間を大切にする。
  11. 電話が長すぎると、相手に迷惑になってしまう。
  12. 人付き合いの上手な人は、相手のプライベートを大切にする人だ。
  13. お付き合いの基本は「ギブ&ギブ」。
  14. むっとしたときこそ笑うことのできる人が、付き合い上手な人。
  15. 人付き合いが上手な人には、サービス精神がある。
  16. 相槌を打つと、どんどん話が弾んでいく。
  17. せっかくの友人の話を折らない。
    新しい価値観を勉強させてもらおう。
  18. 人とうまくやっていくには、すべてを受け入れることが大切。
  19. 人付き合いに、年齢は関係ない。
  20. 友人だからとはいえ、だらだらにならない。
    友人だからこそ、丁寧になろう。
  21. たとえ自分が悪くなくても、謝らなければならないときがある。
    相手に迷惑をかけたら、謝ることが大切。
  22. 相手の喜びを一緒に喜ぶと、好感が持てる。
  23. 何があっても「ありがとう」で締めくくることが大切。
  24. 短所は見方を変えれば、長所になる可能性を秘めている。
  25. 人付き合いで大切なことは、まめであること。
  26. みんなと同じでないことこそが美徳。
    自分を他人と比べない。
  27. 明るい言葉を使うと、明るい人付き合いができる。
  28. 自分が失敗したときでも、そばにいてくれる人。
    それが本当の友人だ。
  29. 気持ちを伝える手段は「言葉」だけではない。
    気持ちは「体」で伝えると、もっと気持ちが伝わる。
  30. 人付き合いの達人は、褒める達人。

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