執筆者:水口貴博

デザートとコーヒーの30のテーブルマナー

18

ミルフィーユの上手な食べ方と、パイくずの上手な対処法。

ミルフィーユの上手な食べ方と、パイくずの上手な対処法。 | デザートとコーヒーの30のテーブルマナー

ミルフィーユは、変わった食べ物です。

パイ生地はとても硬いのに、柔らかいカスタードクリームが挟まれています。

「堅い」と「柔らかい」が、混在した珍しいお菓子です。

そのため、食べるときに少し苦労をします。

無理にナイフで切ろうとしても、硬い生地が邪魔して、うまく切れないのです。

無理に切ろうとすると、今度は中身のクリームが飛び出てしまいます。

何かうまい食べ方はないのでしょうか。

長方形のミルフィーユの場合は、最初に横に倒してから食べることをおすすめします。

横にすると、堅いパイ生地があるため、切るときにはナイフを使って切りながら、フォークで刺して食べていきましょう。

また、生地をがして中身と別々に食べるのはマナー違反なので、注意しましょう。

  • パイくずの対処法

パイ系のお菓子は、くずが目立ちやすいのが特徴です。

もちろん無理にくずを取らず、そのままでも結構です。

ただし、食べ方によってはパイ生地が目立ち、気になる場合があります。

そこで上手なパイくずの対処法があります。

ナイフで切ったパイをフォークで刺して口に運ぶとき、クリームにパイくずをくっつけましょう。

クリームには粘着性があるので、ある程度なら、パイくずがくっつくはずです。

きれいにパイくずが片付き、皿の上がきれいになります。

デザートとコーヒーのテーブルマナー(18)
  • パイ系デザートは、横にしてから食べる。
「なるほど」と思われる、硬い生地のミルフィーユを食べる、かっこいい食べ方。

デザートとコーヒーの30のテーブルマナー

  1. デザートは、なぜ一口目が一番おいしいのか。
  2. ワゴンサービスは、食べられるだけお願いするのがマナー。
  3. レストランで、好き勝手に写真撮影をしない。
  4. 「甘いものは別腹」という言葉は、本当だった。
  5. 横割りにされているフルーツの美しい食べ方。
  6. レストランで出てきたリンゴを上手に食べる、3ステップ。
  7. 皮つきブドウの美しい食べ方。
  8. 皮がついているオレンジの食べ方。
  9. オレンジの皮をきれいにむく方法。
  10. 酸っぱいと感じたときに笑顔を作ると、味のある表情になる。
  11. メロンを上手な食べる、4つのステップ。
  12. バナナは、直接持って食べない。
    バナナを食べるときも、ナイフとフォークを使う。
  13. 複数のデザートが出てきたとき口にする、賢い順番。
  14. プリンやババロアの上手な食べ方。
  15. フィルムがついているケーキの上手なフィルムの取り方。
  16. エレガントなケーキの食べ方。
  17. ケーキの上のイチゴ。
    先に食べるか、後に食べるか。
    それが問題だ。
  18. ミルフィーユの上手な食べ方と、パイくずの上手な対処法。
  19. 「なるほど」と思われる、硬い生地のミルフィーユを食べる、かっこいい食べ方。
  20. 皿のチョコレートソースをうまく拭き取る方法。
  21. シュークリームのエレガントな食べ方。
  22. アイスクリームやシャーベットに添えられているお菓子には、重要な意味がある。
  23. デザートの最後の一塊が、つるりと滑って食べにくいときの対処法。
  24. できるかぎり、コーヒーはブラックで飲みたい。
  25. ブラックコーヒーが苦手な人が、砂糖やクリームを入れる前にしておきたい最低限のマナー。
  26. なぜコーヒーは「食後」が定番なのか。
  27. コーヒーや紅茶のおいしくて美しい飲み方。
  28. 立食パーティーを除いて、コーヒーはソーサーを持ちながら飲まない。
  29. 「一連のフルコース料理をすべて食べ終えました」という最終的なサイン。
  30. デザートが食べ終わるやいなや、すぐナプキンを取らない。

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