執筆者:水口貴博

西洋料理の30の基本テーブルマナー

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喫煙が許可されているレストランであろうと、食前・食事中の喫煙は控えること。

喫煙が許可されているレストランであろうと、食前・食事中の喫煙は控えること。 | 西洋料理の30の基本テーブルマナー

最近では禁煙のレストランが増えましたが、レストランの種類によっては、喫煙できるところがあります。

喫煙可能ですから、レストラン内でタバコを吸っていいわけですが、マナーがあります。

食前・食事中の喫煙は控えるようにしましょう。

料理人に大変失礼にあたるからです。

食事前に、タバコを吸っているそのしぐさは「食事はまだなのか。早くしろ」という横柄な態度に映ります。

また、味や香りにも悪影響です。

料理人は、味だけでなく、香りにまで気を使って食事を作っています。

タバコを吸いながら食事をされると、味や香りを妨害してしまい、料理人は残念な気持ちになるのです。

汗を流して作った食事を否定されているような感覚です。

では、タバコはいつ吸えばいいのかというと「食後」です。

最後のデザートを終えてからにしましょう。

同席者がいるなら、同席者の同意を得てからに喫煙するのがマナーです。

西洋料理の基本テーブルマナー(24)
  • 喫煙は、デザートを終えてからにする。
どぎつい香水やオーデコロンは、食欲を減退させる。

西洋料理の30の基本テーブルマナー

  1. テーブルマナーは、先人たちの知恵の結集だ。
    すべての動きに意味がある。
  2. テーブルマナーは集中して学んだほうが、身につきやすい。
  3. 欧米テーブルマナーは、面倒くさいようで、慣れてしまえば実は楽。
  4. 自分たちで席を勝手に決めない。
  5. レストランの壁側の席は、上席。
  6. お手洗いで席を外すときのスマートなナプキンの置き方。
  7. ナプキンをつけるタイミングと付け方。
  8. 奥が深いナプキンをつける理由。
  9. テーブルクロスが長いと、足元の緊張が緩みがちになる。
  10. 熱い飲み物を飲むとき、息を吹きかけたりすすったりしないこと。
  11. 「食事中」のサインは、皿の上でカトラリーを「ハの字」に置く。
  12. レストラン内では、携帯電話の電源を切るのがマナー。
    もしくはマナーモードにする。
  13. 食事が出てくるまで待っているときの一番かっこいい姿勢。
  14. 食事が出るまでの間で許されるのは「手帳の確認」と「読書」まで。
  15. 食事が終わり、皿を下げてほしいときのサイン。
  16. 食事中のげっぷ・くしゃみ・おならは、できるだけ控える。
  17. フォーマルなレストランの場合、仲間と料理を分け合うのはマナー違反。
  18. 食事中、友人との会話が盛り上がるのは、実は隣のお客さんの協力があってこそ。
  19. フィンガーボールの水は、指を洗うもの。
  20. ずらりと並んだナイフとフォークは、外側から使えば間違いない。
  21. 落としたナイフやフォークを、自分で拾わない。
  22. ナイフとフォークの使い方をごちゃごちゃにしない。
  23. 音を立てずに食事をするのが、エレガント。
  24. 喫煙が許可されているレストランであろうと、食前・食事中の喫煙は控えること。
  25. どぎつい香水やオーデコロンは、食欲を減退させる。
  26. ご飯を食べるときのフォークの正しい使い方。
  27. 汚い話や下ネタは、レストラン内では控えること。
  28. 食事中に避けるべき、見落としやすい話題とは。
  29. 取りたいものがあっても、人前に手を差し出さないこと。
  30. 食事が終わった後のナプキンのたたみ方。

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