執筆者:水口貴博

散歩の楽しみ方に気づく30のポイント

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時と場合によって、散歩は睡眠薬の代わりになる。

時と場合によって、散歩は睡眠薬の代わりになる。 | 散歩の楽しみ方に気づく30のポイント

健康にいい散歩といえば「早歩きで汗をかく」というイメージがあります。

体を動かすからこそ、血行促進や筋力増強など、健康につながります。

しかし、必ずしも早歩きだけが健康につながるとも限りません。

のんびり歩く散歩でも、健康につながることがあります。

では、どういうときでしょうか。

私はよく、お風呂上りにのんびり夜道を散歩することがあります。

汗をかくようなウォーキングではなく、単なる散歩です。

特に「お風呂上り」というタイミングが、重要です。

お風呂でたっぷり汗をかいた後、外を15分くらいかけて、のんびり散歩します。

歩くスピードは、ゆっくりです。

普通に歩くよりはるかに遅く、時速1キロくらいの散歩です。

お風呂でたっぷり汗をかいた後、ぼんやり星空を見上げながら、のんびり歩く。

外の冷たい空気にあたっているうちに、ほてった体が次第にクールダウンします。

すると、しばらくして不思議なことが起こり始めます。

歩いているにもかかわらず、なぜか眠くなります。

強烈でありながら、かつ自然な眠気です。

入浴中にお風呂に入っている間は、交感神経が優位に働きます。

その直後に外でのんびり冷たい空気に当たりながら散歩をしていると、反動で副交感神経へと切り替わりやすくなります。

その結果、自然とリラックスできますし、眠気が自然と出てきます。

このお風呂上りののんびりした散歩習慣があるかないかで、夜の寝つきはまったく違うといっても過言ではありません。

私は日々の習慣から偶然発見しました。

もし不眠症でお悩みの人がいれば、ぜひこの方法を試してみてはいかがでしょうか。

散歩の楽しみ方に気づくポイント(6)
  • お風呂上りに、夜空を見上げながらのんびり散歩して、寝つきをよくする。
散歩の達人は、後ろを確認してから曲がり角を曲がる。

散歩の楽しみ方に気づく30のポイント

  1. なぜ歩くと、疲れが取れて、元気が出てくるのか。
  2. 歩くことは、若々しい体と脳を保つ方法である。
  3. 大都会の中の散歩だからこそ、若返りの効果も高い。
  4. マスクをせざるを得ない状況で気づいた、意外な効用。
  5. 「歩いている」より「歩かせてもらっている」と考える。
  6. 時と場合によって、散歩は睡眠薬の代わりになる。
  7. 散歩の達人は、後ろを確認してから曲がり角を曲がる。
  8. 散歩の達人は、指を差すのがうまい。
  9. 散歩の達人のポケットには、紙とペンが入っている。
  10. 都会なら、自然による刺激を求めよ。
    田舎なら、人工による刺激を求めよ。
  11. 散歩の準備体操は、映画のオープニングと同じ。
    省略したくてもしないほうがいい。
  12. 博物館は、歩かされる散歩スポット。
  13. 散歩を「メイン」にしない。
    「サブ」にしたほうがいい。
  14. 散歩の達人は、目的に応じて歩くスピードを使い分けるのがうまい。
  15. 散歩の達人は、大自然と対話ができることに気づいている。
  16. 歩きたくなるためには、歩くメリットを考えればいい。
  17. 散歩の達人は、歩かなくていいところより、歩けるところを探す。
  18. 散歩の達人がウォーキング・シューズにお金をかける、本当の理由。
  19. 無理をしてまで歩かないのが、楽しく散歩を続けるコツ。
  20. 目線を上げたり下げたりするだけで、同じ道でも変わって見えてくる。
  21. 音楽は、テンションを最高潮まで一気に押し上げてくれる。
  22. 冒険心をくすぐる上手な歩き方。
  23. 意外なところに見つけた、夫婦円満の神様。
  24. 無邪気な犬と散歩していると、自然と長距離を歩きやすい。
  25. 同じ時間、同じ道で、同じ人を大切にする。
  26. 「階段」と思うから疲れが出る。
    「散歩コース」と思うと、疲れが快感になる。
  27. タオルが大げさなら、せめてハンカチを持参しよう。
  28. 散歩の達人は、ぶつぶつしゃべりながら歩く。
  29. 散歩の達人は、手を使って生命力を感じ取る。
  30. 散歩の達人は、いい年して迷子になることを恐れない。

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