執筆者:水口貴博

子どもがすくすく育つ30の言葉

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「まず簡単なことから始めましょう」

「まず簡単なことから始めましょう」 | 子どもがすくすく育つ30の言葉

「ITが苦手だ」という人に理由を聞くと、よくある共通点があります。

基礎から勉強していません。

勉強したとしても、いきなり応用からしようとして、挫折しています。

特にITの分野は広大です。

どこから勉強を初めていいのかわからない人も多いことでしょう。

何のことはない、本屋に行って「入門」「基礎」という名のつく本から始めるだけです。

初めは本が薄くて、字が大きい本から選ぶといいでしょう。

特別なことではありませんね。

きちんと基礎から勉強すれば、ITという分野は、思いのほか簡単です。

私が今、自分でウェブページを作り、サーバーを構築して、運用できているのは、単に基礎からの積み重ねを守ったからです。

全部独学です。

特別な才能は、不要です。

ITに限らず、何でもそうです。

乗馬もやったことがない人は、大層難しく感じられます。

それはいきなりプロを想像しているからいけない。

馬の背中に乗るところから始めるだけでいい。

その後、ゆっくり歩き始めます。

慣れてくれば、馬を歩かせたり走らせたりする命令を覚えるだけです。

子どもが何かに挑戦しようとするときも、基礎から勉強させる習慣をつけさせましょう。

当たり前のことですが肝心です。

親は子どもを育てるとき、次の言葉をかけてあげましょう。

「簡単なことから始めましょう」

いきなり難しいことから挑戦するのではなく、最も簡単なところから始めて、土台を作っていきます。

あらゆることは、基礎から積み重ねれば、簡単です。

基礎から積み重ねることで、いつの間にか自分がパワーアップしているからです。

初歩から着手していけば、自然とレベルアップができます。

以前は難しいと感じていたことさえ、簡単と感じるようになります。

初めはどうしていいのかわからなかったことも、糸口が見えてくることでしょう。

階段を飛ばして上らず、一段一段丁寧に上っていくイメージです。

下から上へ、基礎から応用の順番を守っていれば、難しいと感じることはなくなります。

「簡単」からやり始め、慣れたことで対応できるようになった次の簡単なことに取り組むという繰り返しです。

この繰り返しがきちんとできていれば、あらゆることは簡単に感じられるはずです。

昨日できなかったことが今日はできるようになり、今日できなかったことが明日はできるようになります。

極端に言えば「すべて簡単だ」とさえ、思えるようになります。

気づけば、奥の深い応用をたやすくできるのです。

子どもがすくすく育つ言葉(3)
  • 基礎から始める。
「簡単だよ」

子どもがすくすく育つ30の言葉

  1. 「自分の好きな道を選びなさい」
  2. 「自分がされたら、どんな気持ちになる?」
  3. 「まず簡単なことから始めましょう」
  4. 「簡単だよ」
  5. 「よく頑張ったね。
    偉い!」
  6. 「後悔しない生き方をしなさい」
  7. 「(失敗したとき)いい経験をしたね」
  8. 「失敗してもいいから、全力を尽くしなさい」
  9. 「自分のことは自分でしなさい」
  10. 「愛しているよ」
  11. 「お父さんはすごいね」「お母さんはすごいね」
  12. 「いい子だね」
  13. 「人は人。
    自分は自分」
  14. 「あなたの話を聞かせて」
  15. 「それからどうなったの」
  16. 「自信がないときほど、胸を張りなさい」
  17. 子どもの名前をきちんと呼ぶ。
  18. 「将来は何がしたい?」
  19. 「よく我慢したね。
    偉い!」
  20. 「お礼を言われると、気持ちいいね」
  21. 「初めからうまくできる人はいない」
  22. 「たまには休憩もしなさい」
  23. 「もったいない」
  24. 「勉強するときは勉強する。
    遊ぶときは遊ぶ」
  25. 「楽しいね」「嬉しいね」「面白いね」
  26. 「なぜそんなことをするの」
  27. 「もう少しでうまくいくね」
  28. 「やればできる」
  29. 「はきはき話をしましょう」
  30. 「お誕生日、おめでとう」

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