執筆者:水口貴博

子どもがすくすく育つ30の言葉

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「初めからうまくできる人はいない」

「初めからうまくできる人はいない」 | 子どもがすくすく育つ30の言葉

人生には、初めて経験することがあります。

  • 初めてのスポーツ大会
  • 初めての恋愛
  • 初めての料理の経験

特に子どもには「初めての経験」が山ほどあります。

毎日、何か初体験をしていると言っても過言ではありません。

初めて何かに挑戦しようとするとき、そこはやはり人間です。

初回からうまくこなして、周囲を驚かせたい、褒められたい、尊敬されたい気持ちが出てきます。

子どもに限らず、大人でも同じです。

やるからには、初めからうまくこなしたいと思います。

不思議なことではありませんし、当然の気持ちですね。

しかし、です。

現実は、なかなか思うようにいきません。

何でもそうですが、初めからうまくできる人はいません。

全体像が見えませんし、手順もどうすればいいのかわからないからです。

なにより、初めから成功させることを前提に考えてしまうと、あらゆることに対して尻込みになってしまいがちです。

「間違えたらどうしよう」

「失敗して笑われたらどうしようか」

「恥をかきたくない」

さまざまな不安をたくさん思いついて、足がすくみます。

そういうことを親は子どもに教えてあげるべきですし「初めからうまくできなくて当然」と思わせるくらいでいい。

「初めからうまくできなくて当然」は、マイナス思考ではありません。

これはプラス思考です。

本当の上達は、後から少しずつしていくものです。

何度も失敗を重ねながら、練習を重ねて慣れていったり、間違いを改善したりします。

それが本当の上達です。

初めからうまくできるほうが珍しいということです。

子どもに「初めからうまくできる人はいないよ」と話しかけてあげましょう。

初めての大成功を収めようという意気込みは素晴らしいですが、そうである必要はないと、子どもに教えてあげます。

大切なことは、倒れても起き上がることです。

一度できなかったくらいで諦めず、練習を積み上げ、再度挑戦すること。

上達は時間をかけて積み上げていくものです。

親が自信を持って、そういうふうに子どもに教えてあげるのです。

子どもがすくすく育つ言葉(21)
  • 初めからうまくできる必要はないことに気づく。
「たまには休憩もしなさい」

子どもがすくすく育つ30の言葉

  1. 「自分の好きな道を選びなさい」
  2. 「自分がされたら、どんな気持ちになる?」
  3. 「まず簡単なことから始めましょう」
  4. 「簡単だよ」
  5. 「よく頑張ったね。
    偉い!」
  6. 「後悔しない生き方をしなさい」
  7. 「(失敗したとき)いい経験をしたね」
  8. 「失敗してもいいから、全力を尽くしなさい」
  9. 「自分のことは自分でしなさい」
  10. 「愛しているよ」
  11. 「お父さんはすごいね」「お母さんはすごいね」
  12. 「いい子だね」
  13. 「人は人。
    自分は自分」
  14. 「あなたの話を聞かせて」
  15. 「それからどうなったの」
  16. 「自信がないときほど、胸を張りなさい」
  17. 子どもの名前をきちんと呼ぶ。
  18. 「将来は何がしたい?」
  19. 「よく我慢したね。
    偉い!」
  20. 「お礼を言われると、気持ちいいね」
  21. 「初めからうまくできる人はいない」
  22. 「たまには休憩もしなさい」
  23. 「もったいない」
  24. 「勉強するときは勉強する。
    遊ぶときは遊ぶ」
  25. 「楽しいね」「嬉しいね」「面白いね」
  26. 「なぜそんなことをするの」
  27. 「もう少しでうまくいくね」
  28. 「やればできる」
  29. 「はきはき話をしましょう」
  30. 「お誕生日、おめでとう」

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