執筆者:水口貴博

同棲で部屋探しをするときの30のポイント

18

見栄を張って、新築やデザインにこだわるのは危険。

見栄を張って、新築やデザインにこだわるのは危険。 | 同棲で部屋探しをするときの30のポイント

同棲の部屋探しは、うきうきした気分になるでしょう。

心が弾んだ状態で部屋を探そうとすると、どんどん夢が膨らみます。

同棲への憧れが強いと、きらきらした印象のためか「新築」や「デザイン」に注意が向く傾向があります。

「できるだけ新しい部屋に住みたい」

「できるだけおしゃれな部屋に住みたい」

もちろん清潔感は大切です。

2人の新生活ですから、できるだけきれいで華やかにスタートしたいと思うでしょう。

新しくておしゃれな部屋なら、友人を呼ぶときにも自慢できます。

「同棲」という華やかなステージに向けて、だんだん見栄を張りたい気持ちが出てくるかもしれません。

2人とも収入が高くて、貯金も十分あるならいいですが、そうでないなら慎重になっておく必要があります。

新築やデザインにこだわると、家賃が一気に跳ね上がります。

家賃が高くなればなるほど、節約の妨げになります。

お金は、同棲の成否に関係するポイント。

見栄を張って新築やデザインにこだわると、お金はどんどん失われていきます。

同棲は、まだ結婚の前段階です。

まだ不安定でデリケートな時期ですから、見栄に欲を出すのは危険です。

同棲の成功を考えるなら、あくまで快適な空間です。

新築やデザインだからといって、快適とは限りません。

新築やデザインより立地や間取りを重視したほうが、優先順位としては賢明です。

新築やデザインにこだわるなら、しっかりした収入と十分な貯金があったうえで考えたほうがいいでしょう。

見栄に振り回されず、あくまで目的の達成に集中するのが得策です。

同棲で部屋探しをするときのポイント(18)
  • 見栄を張って、新築やデザインにこだわらない。
家賃が低くても、最低限のセキュリティーは必要。
セキュリティーの5つの最低条件。

同棲で部屋探しをするときの30のポイント

  1. 実現させたい同棲をイメージすることは、部屋探しの第一歩。
  2. 同棲する部屋の間取りは「2K以上」が基本。
    理想は「2LDK」。
  3. 安易な理由でワンルームを選ばない。
    ワンルームでの同棲は、理想と現実にギャップがある。
  4. 同棲での家賃の目安とは。
  5. 部屋探しの3大ポイント。
    家賃、場所、間取り。
  6. ずかずか希望を主張するより、譲り合うことも大切。
  7. パートナーの「任せるよ」という一言を過信しないこと。
  8. 結婚するまでの仮の住まいか。
    結婚してからも住み続ける住まいか。
  9. 部屋の希望条件は、口頭だけで伝えないこと。
  10. 一人暮らし用の部屋に黙って同棲するのは、契約違反。
  11. 譲れない条件は、本当に重要なものに限る。
    必要最小限にしておくのが無難。
  12. なぜ不動産屋は、同棲を嫌がるのか。
  13. 同棲を嫌がる不動産屋を安心させる7つの対策。
  14. 同棲の部屋探しでは、インターネットが欠かせない。
  15. 不明点に悩んだら、すぐ問い合わせる。
  16. 不動産屋に行くなら、前もって希望条件を話し合っておこう。
  17. 実家の近くで同棲をするときの思わぬ落とし穴。
  18. 見栄を張って、新築やデザインにこだわるのは危険。
  19. 家賃が低くても、最低限のセキュリティーは必要。
    セキュリティーの5つの最低条件。
  20. 今後増えそうな所有物があるなら、特殊な部屋の選び方が必要になる。
  21. 実家で同棲をするときのメリットとデメリット。
  22. 同棲は、個室さえあればいいわけではない。
    シェアハウスに陥りやすい間取りとは。
  23. できるだけリビングが南向きの部屋を選ぼう。
  24. 不動産屋は、複数回ってもいい。
    小さな不動産屋で、奇跡の物件が見つかる可能性もある。
  25. 担当者に車で部屋まで連れて行ってもらうときの注意点。
  26. 物件情報だけで選ぶのは、失敗をしに行くようなもの。
    現地確認は、例外なく必要。
  27. 賃貸物件は、親にも確認してもらおう。
  28. 部屋の条件だけでは不十分。
    周囲の環境にも目を向ける。
  29. 休憩が、部屋探しの余裕とチャンスをもたらす。
  30. なかなかいい部屋が見つからないときこそ正念場。
    最後まで諦めない。

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