執筆者:水口貴博

人前で緊張しない30の方法

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本番当日の朝、有酸素運動をする。

本番当日の朝、有酸素運動をする。 | 人前で緊張しない30の方法

緊張対策には、有酸素運動が役立ちます。

運動とはいえ「筋トレ」ではなく「有酸素運動」という点がポイントです。

実のところ有酸素運動は、緊張を高めることにつながります。

有酸素運動をすると、一時的に交感神経が活発になります。

交感神経とは、自律神経の1つであり、全身の活動力を高める働きをします。

有酸素運動によって交感神経が活発になると、体温や心拍数が上昇したり、興奮や緊張を高めたりします。

これでは単なる悪影響に思えますが、注目すべきは「運動した後」です。

有酸素運動を終えると、その反動でしばらく副交感神経が優位に傾きやすくなります。

体温や心拍数が低下して、興奮や緊張が落ち着き、結果として普段よりリラックスできます。

言い換えると「有酸素運動した後の数時間は、緊張しにくい状態になる」と言えます。

あなたも運動で汗をかいた後、しばらく心地よいリラックスを体験した経験があるのではないでしょうか。

この反動作用を緊張対策として利用すれば、本番の緊張を抑えやすくできます。

たとえば、本番当日の朝、有酸素運動はいかがでしょうか。

本番当日の朝は少し早起きをして、数キロのジョギングを楽しみます。

しっかり体を動かして、たっぷり汗をかいておきます。

ジョギングの後はシャワーを浴びれば、すっきりします。

当日の朝に有酸素運動をしておけば、数時間は副交感神経が優位になった状態が続きます。

心地よい気持ちで、本番を迎えられるはずです。

ただし、注意点があります。

有酸素運動が有効とはいえ、へとへとになるまで体を動かすのは逆効果。

あまり運動が激しすぎると、体力の消耗が激しくなり、疲れや眠気を増やしてしまいます。

緊張対策として有酸素運動をするなら、激しくなりすぎない程度に心がけましょう。

人前で緊張しない方法(28)
  • 本番当日の朝は、有酸素運動をする。
緊張対策の最後の手段は、開き直り。

人前で緊張しない30の方法

  1. 場数を踏むことこそ、最強の緊張対策。
  2. 身近な人に聴衆役をお願いして、リハーサルを経験しておく。
  3. 1人で行うリハーサルも、貴重な練習の1つ。
  4. 1人で練習するときに大切なのは、想像力。
  5. 場所を下見するだけでも、本番の緊張が和らぐ。
  6. ネガティブな様子は想像しない。
    ポジティブな様子だけ想像する。
  7. 全部を覚えると、緊張を促す。
    要点だけ覚えると、緊張しなくなる。
  8. 緊張対策で原稿を準備するなら、文章より箇条書き。
  9. 楽しむ気持ちを大切にすれば、緊張もほぐれる。
  10. 空腹だと、緊張もしやすい。
  11. 発表量を減らすのも、緊張を減らす工夫の1つ。
  12. 完璧主義は、緊張を促す悪魔。
  13. 筋トレで体に自信をつける。
  14. 尿意の我慢は、緊張に悪影響。
  15. いつも同じ層の人とばかり接していては、人前で緊張するのも当然。
  16. 聴衆を野菜と思ってみる。
    発想がユニークであればあるほど、楽しさと面白さで緊張がほぐれる。
  17. ランクの高いスーツには、自信を高める効果がある。
  18. 本番直前まで忙しくして、緊張を感じるほど余裕のない状況にする。
  19. 心の支えになるお守りで、緊張をほぐす。
  20. 冒頭で感謝を伝えると、緊張がほぐれる。
  21. 大きな声を出せば、緊張をはね飛ばす。
  22. 特定の人に向けて話すと、緊張しなくなる。
  23. 人の顔を見るのが苦手なら、遠くを見ながら話すのが有効。
  24. 緊張していることを正直に白状すると、気持ちが楽になる。
  25. 評価は気にすればするほど、緊張しやすくなる。
  26. ゆっくり話すと聞きやすくなる。
    心にも余裕ができる。
  27. 複数人で分担すれば、緊張も分散される。
  28. 本番当日の朝、有酸素運動をする。
  29. 緊張対策の最後の手段は、開き直り。
  30. 本番中にミスをしても振り返らない。
    振り返るなら、本番が終わってからにする。

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